ブルーインパルスの展示飛行 第3区分の全演目

ブルーインパルスのアクロバット技 第3区分の全演目

ブルーインパルスの展示飛行 第3区分の全演目

ブルーインパルスの第3区分は空を雲が覆っているときのアクロバット課目になります。

第3区分は雲のある上方向でなく水平系といわれる演目を中心に構成されます。

天気としては曇りの日に実施されることが多いですが、晴れの日でも雲が多いと3区分になることもあります。

3区分の全演目

3区分はシーリング(雲底高度)が5,000フィートのときに実施されます。

雲が多いためスモークが見えにくいですが水平系ならではのスモークの航跡が美しい課目をみることができます。

演技の数は24課目とちょっと少なくなりますが青空に6つの円が描かれる「サクラ」が見応えがあります。

ダイヤモンドテイクオフ&ダーティーターン

1番機から4番機がフィンガーチップ隊形で離陸したのち、4番機がスッと移動してダイヤモンド隊形になります。ダーティー状態のままダイヤモンド隊形でターンして会場に進入してきます。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入

ローアングルキューバンテイクオフ

離陸後に超低空飛行から滑走路の端で急上昇!ループ(宙返り)しながらロール(横転)して会場に戻ってきます。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入

ロールオンテイクオフ

6番機の離陸技。
スモークを出したまま離陸滑走を行いテイクオフするとギアを降ろしたまま急上昇してバレルロール。ローアングルキューバンテイクオフと同時に行うこともあるのでどっちを撮るかバタバタしちゃう

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入

ファンブレイク

密集したダイヤモンド隊形を組んだ4機のブルーインパルスが会場左手から進入して会場を旋回していく。機体の間隔は約 1mで全課目の中でもっとも密集した隊形となっている。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左→右

4ポイントロール

ソロのスペシャリスト、5番機が90度ずつ4ポイントのロールを連続で決める技。ブルーインパルスのキレのある機動性を見れる課目。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入

チェンジオーバーターン

トレイル隊形で進入した5機が「チェンジオーバーターン……、レッツゴー!」でデルタ隊形に移行、徐々にデルタ隊形を狭めていく。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左←右

インバーテッド&コンティニュアスロール

5番機が会場左手から背面飛行のまま会場を抜けて上昇反転。右手から再び会場に進入して3連続のエルロンロールをおこないます。パイロットのヘルメットに注目の課目。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左→右

サンライズ

ブルーインパルスのスモークが5方向にブレイクして朝日が差し込む光を表した課目。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
正面

インバーテッドロール

3区分・4区分の課目。

会場右手から背面飛行で進入した5番機が2回転のロールをしたのちにさらに背面飛行をする課目

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左→上

スローロール

オポージングソロ、6番機の演技。
機体を10秒かけてゆっくりとロールさせる技で簡単そうに見えるけど操縦には高度なテクニックが必要な技。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左→右

レーター8

3機+1機で8の字を描く技。1番機から3番機が右旋回して◯。4番機が編隊から離れて左旋回で◯を描いたら大急ぎで集合。最後はダイヤモンド隊形でレター8完成!

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
後方

カリプソ/バックトゥバック

5番機と6番機のデュエット課目。背面飛行する5番機の下に6番機がくるカリプソ(腹あわせ)、5番機の上にくるのがバックトゥバック(背中合わせ)

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左←右

トレイルトゥダイヤモンドロール

トレイル隊形で進入した1番機から4番機がロールしながらダイヤモンド隊形に変化していく課目

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左→右

オポジットコンティニュアスロール

会場の左手から5番機、右手から6番機が高速で進入して、会場の中央ですれ違う技。すれ違う瞬間の写真は連射!

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左右

4シップインバート

密集したダイヤモンド隊形で低空飛行したまま会場に進入。
初めに1番機と4番機、続いて2番機と3番機が背面飛行します。4機が背面飛行になったときがシャッターチャンスです!

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左←右

スラントキューピッド

5番機と6番機が斜めにハートを描きます。曇り空のハートには矢(4番機)が刺さりません。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
正面

シングルクローバーリーフターン

トレイル隊形→ダイヤモンド隊形→アローヘッド隊形へと次々に隊形を変化させながら上昇降下を行う技。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左→右

オポジットトライアングル

デルタ編隊で会場右側より進入して2・3・4番機が背面飛行になる。徐々に編隊間隔を狭めて会場正面で編隊が散開する。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左←右

ダブルロールバック

ワイドデルタで進入してきて、5・6番機がバレルロール、続いて2・3番機が行い最後は巨大なスワン隊形になる。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
後方

ボントンロール

6機のブルーインパルスがフライトリーダーの掛け声で一斉に横転する技。
高度な操縦技術を有するパイロットでもピッタリと合わせるのが難しい技。
さらにナレーションの「レディー、ナウ!」もタイミングが重要です。

TV番組でブルーインパルスのパイロットがブリーフィングで「スモーク…ナウ!」と揃えている絵がでますが、この課目のマニューバーです。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左→右

サクラ

6機のブルーインパルスが会場正面で一斉に大きな円を描きます。円の直径は500m、6つの円が重なって日本の花「サクラ」の花びらが大空に浮かび上がるイベントでは鉄板の課目。

航空祭では曇りの日の区分なので青空のサクラはイベントで!

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
前方

タッククロスⅠ

終盤になる課目。
会場正面から背面飛行で進入してきた5番機と6番機が会場手前で旋回してクロスします。
滑走路の左右で急上昇した2機は、急下降して背面飛行。再び会場正面ですれ違います。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
正面

ローリングコンバットピッチ

ブルーインパルスの創設以来、受け継がれている伝統的な課目。
エシュロン隊形で進入した4機のブルーインパルが4本のスモークの航跡をなびかせながらの編隊解散に注目です。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
左→右

コークスクリュー

ブルーインパルスの展示飛行のラストを飾る課目。背面飛行する5番機の周りを6番機がバレルロールで螺旋のスモークを描いていきます。

1番機2番機3番機4番機5番機6番機進入
正面

ブルーインパルス展示飛行 区分一覧

ブルーインパルスのアクロバット飛行はシーリング(雲底高度)によって飛行する区分が決まります。

さらに肉眼で見渡せる視程が8kmある必要があります。

編隊長の判断で演技の途中から区分が変更されることもあります。

1区分(10,000フィート)

ブルーインパルスが一番ド派手にアクロバットするのが1区分です。シーリング 10,000フィートで実施されます。

第1区分の全27演目

2区分(7,000フィート)

ブルーインパルスの2区分はバーティカルキューバン8がキューバン8になります。シーリング 7,000フィートで実施。

第2区分の全27演目

3区分(5,000フィート)

シーリング 5,000フィートで実施される水平系の演目を中心に構成される3区分。天気が曇りの日に実施されることが多い区分。雲が多くてスモークも見えにくいこともあります。

第3区分の全24演目

4区分(3,000フィート)

シーリング 3,000フィート

第4区分の全24演目

5区分

シーリング 1,500フィート

航空祭が雨天・曇天のときにアクロバット飛行ができないシーリングのときは5区分(編隊連携機動飛行)で飛行します。

シーリング(雲底高度)とは?

ブルーインパルスの区分を決定するときにの重要な要素になっているのがシーリング(雲底高度)。全天の5/8以上を覆った雲層で最も低い高さのことです。

ローアングルキューバンテイクオフで離陸した5番機が展示空域の天候調査を行います。結果を編隊長に報告し、ファンブレイクの後に区分が決定されます。

ブルーインパルスの3区分はシーリングが5,000ft(約1.5km)のときに実施されます。

全国で飛行するブルーインパルス

各地で開催されるイベントでブルーインパルスが飛行するときの演目は航過飛行(ローパス)が披露されます。

航空法でアクロバット飛行(宙返り・横転・反転・背面など)はできませんが、編隊連携機動飛行という迫力のある編隊飛行が展示飛行されます。

ブルーインパルスのローパスは航空祭だと曇天で実施されるので青空のローパスが見れるのは全国のイベントだけです。