新桜川ビルの内部見学してきた 生きた建築ミュージアム2018 #イケフェス大阪2018

近代建築 / 近代化遺産

生きた建築ミュージアム2018

毎年、秋に開催されている生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪(イケフェス大阪)
大大阪の魅力的な建築が一斉に無料公開される建築イベントで近代建築好きには堪らないイベント。

事前抽選に当選した新桜川ビルの公開に行ってきた。

新桜川ビル

まずはイケフェス公式ガイドブックと同じアングルから

新桜川ビルで印象的なのがバウムクーヘンのような曲線。
高速道路のカーブにあわせて新桜川ビル建てたんじゃなくてカーブしている新桜川ビルにあわせて高速道路を曲げたらしい。

もともとは築60年の古いビルをアートアンドクラフトがリノベーションしてモダンでクールな空間に生まれ変わっていた。エントランスの味のある銘板はオリジナルのものを再利用している。

中に入ってみると期待を裏切らないカーブっぷり。
1,2階は女性客で満員のおしゃれな飲食店やキッズたちが遊びまわってる写真屋さんなどのテナントが入居していて3、4階が住居になっていた。

見学した号室は、リアル住居。お住いの方が好意で公開してくれているお部屋だった。

おじゃまします。

初対面の人の家へいきなり遊びにきた気分で見学者がみんなどこに居ればいいのかビミョーな居心地…。だったのは始めだけ!

居住しているのは見た目はクールなんだけどすごい気さくなひとで遠慮気味な参加者に「どーぞどーぞ」と自分の家を紹介してくれる。アクセサリーなど製作しているクリエイターさんで壁にはアーティスティックなアクセサリーが数多く並んでいた。

部屋は、アートアンドクラフトがフルリニューアルしてカッコいい仕上がり。元々の天井を引っ剥がしていて開放的。天井に吊るしてあるドライフラワーがコンクリート打ちっぱなしの室内にマッチしてるしむき出しの配管もカッコいい。カッコよさの代償として一面コンクリートだと冬はやっぱり寒いみたい。

窓の外には阪神高速で絶えず車の走行音が聞こえるけど住むとそれも心地よいそうだ。
遠慮して写真は撮らなかったけど実にカッコよく住んでいるひとだった。
外観が曲線なので内部も当然、曲がってた。四角い間取りに慣れきってるので斬新で新鮮なスペース。

なかでも居住者さんのお気に入りは、工房スペースとして使っているの一室。
R部分の狭いスペースの部屋なんだけどなんかクリエイティブ!ハンマーガンガン叩いてアクセサリーの製作ができるこの部屋があったのが契約の決め手になったとか!?

新桜川ビルの屋上

アートアンドクラフトのスタッフさんに屋上もぜひ見て行ってみて!
とおすすめだったので行ってみる。屋上の途中にある明りとりも偶然なのか必然なのかいいセンスに見えてくる。

屋上は、空がどーんと広がった居住者の物干しスペース。当然カーブしてる。

すぐ横は阪神高速。コーナリング中のドライバーと目が合うレベル!
新桜川ビルは、古い部分を生かしたリノベーションを随所に感じた。アートアンドクラフトさんのセンスと努力を垣間見ることができたし、イケてる建築に住んでる人も作った人もイケてた。

その他の住民の方々も協力してくれていることを忘れちゃいけない。
毎年、興味本位で見学に来る自分たちを受け入れてくれることに感謝したい。

新桜川ビルのクールなお店