ANA機体工場見学、格納庫の中にボーイング787がたくさん整備中

ANA 全日空

ANA機体工場見学で機体メンテナンスを見学

今日のおとなの社会見学は羽田空港の新整備場にある「あんしん、あったか、あかるく元気 !」なANA全日本空輸の機体メンテナンスセンターを見学してきました。

ボーイング787(ドリームライナー)の運行再開まであと少し。運行再開にむけて新整備場の格納庫はB787だらけで整備を頑張っていた。一堂に集まってるB787をじっくりと見てきました。
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全日空の機体工場見学ツアーは平日だけの開催にもかかわらず予約がすぐに埋まっちゃう人気の見学会。機体工場見学はANAの航空機を整備している様子を間近に見れる見学会で予約制。大人気の見学会だから早めに予約をしておかないと参加できない。

機体工場見学 〜お話会

機体工場見学は、まず『お話会』からはじまる。
お話会とは、MA(メンテナンスアテンダント)さんがANAの飛行機の種類や見分け方、機体工場で整備している方法などを判りやすく説明してくれる。

今日のメンテナンスアテンダントは池澤さん。ANA機体工場見学のMAさんは「あんしん、あったか、あかるく元気 !」な感じでとても印象がいい。メンテナンス・アテンダントってのはオレが勝手に名付けてる。(ちなみにJALのメインテナンス工場は、ベテランのおじさん達)

お話会で教えてくれる飛行機の見分け方を覚えておくと機体工場で機体ソムリエになれる。
ジャンボと呼ばれるデカい飛行機は現在5機を運用しているけど徐々に退役していくみたい。ピカチュウジャンボもその1機で貴重な存在になってる。ジャンボジェットを見たり乗ったりするのはお早めに。見分け方はエンジンが4つで窓が2階建てになってるのがジャンボだぞ。

お話会の最後には難問の2択クイズ。正解すると特製クリアファイルをもらえる。
ちなみにクイズの結果、なぜか参加者の全員が正解。池澤MAさんありがとう!

機体工場にいく待ち時間に、やたらと軽くて薄い板(787)とリベットされた分厚く重たい鉄板(従来機)をうろうろと持ち比べていたらMAさんがボーイング787について色々と教えてくれた。

Q:この板、スゴい軽いけど 787 はコレでできているの?
A:そうです。炭素繊維を使っています。従来の機体に比べてとても軽量です。
Q:炭素繊維ってホントに繊維なの?
A:はい、これです。丈夫なんですよ。(シュレッダーされた紙みたいだった)
Q:機体が軽いと燃費が良さそうだけど風でグラグラ揺れたりするんじゃ、、、。
A:だいじょぶです。主翼が大きくて翼がしなる構造になっているので従来より安定しています。
Q:主翼ってそんなにデカいの?
A:はい。なんと全幅のほう長いんですよ!

これからANAの主力になっていくボーイング787は、最新鋭の機能がたくさん詰まっているみたい。

最高!ボーイング787だらけの格納庫見学

格納庫見学がスタート。
ヘルメットを装着して格納庫に向かうとボーイング787ドリームライナーだらけ。
運行に向けて整備真っ最中。格納庫ではドック整備と呼ばれる定期的な点検・整備をしていていた。そんな格納庫に駐機しているANAカラーの飛行機の中で抜群に目立っていたのがボーイング787特別塗装の2号機(JA802A)。相変わらずカッコいい!
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こっちにもボーイング787。上から眺めるとよく見える。
機体の周りにはANAの整備士の他にノーへルでラフな姿の外国人がちらほら。誰だろ?と思ったら、あ!ボーイング社のエンジニアじゃねーか。お話会で見たボーイング社の組み立てビデオのまんまの格好。ドリームライナーの再運航に向けて整備をよろしく頼むよ!
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フロアに降りると787のロゴがどーーん。ドリームライナーの真横に近寄れちゃう。
ロールスロイス社製のエンジン「TRENT1000」の真ん前で記念撮影もできる。
トレントというおしゃな愛称はイギリスを流れる河川の名前。ロールスロイス社はエンジンにイギリスの河川の名前をつけている。エンジン内の気流が「川の流れのようにスムーズ」になるように願いを込めているのだ。
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ボンバルディアDHC8-300

デカい航空機に囲まれて肩身の狭そうな機体はボンバルディアDHC8-300。大島や三宅島に就航している機体で整備工場にいる姿は珍しいそうだ。
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ロールスロイス製「トレント1000」

ANAの整備士がロールスロイス製「トレント1000」のカウルを開けて整備中。再運航に向けて隅々までチェックしている。
エンジン・ナセルの後ろが波形になっているのが印象的。この独特な形状が騒音の低減になっている。
ひとと比べるとエンジンの巨大さが判るだろ?って思った写真がまさかの掲載NG写真、、。整備員がバッチリ整備してる結構いい写真だったのに残念。しかたないのでトレント1000のアップ。
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GE社のエンジンが丸裸で置いてある。
ふといパイプが張り巡らされているメタリックな質感が実にカッコイイ。
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ドリームライナー2号機 特別塗装機

特別塗装の2号機を後ろから。「ANAのネットワーク」「ANAのプロダクトサービスブランド」を表現した藍色に交差したラインが描かれているのは2機だけ。機体の後部にあるのはAPUという補助電源装置。

独特な形をしたノーズレドームの中には周囲600kmまで探知可能なハイスペック・スキャン気象レーダーが入っている。あとコックピットの窓が4枚なのが特徴的。視界がひろくて見渡しやすいそうだ。ワイパーも縦型になっている。
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飛行機は鋼鉄の鳥かごにはいっている。隅々まで整備するために飛行機をぐるっと囲んでいる。
巨大な航空機が何機もある割には見かける整備員の数は意外と少ない。

機体工場は映画ハッピーフライトで描かれていたようにビッチリと整理整頓されていた。ずらりと並ぶ工具箱の道具を使う前後に員数チェックはかかなさい。
掃除もちゃんとしてある感じ。JALの機体メインテナンス工場を見学したときは綿埃がたまりまくってガサツだったとは対極的。
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今回、ちょっと残念だったこと。

  • 格納庫の扉が閉まっていて滑走路の飛行機が見れず。
  •  東京新第2号格納庫をみれず。

毎回、違った飛行機を見れて楽しいんだがそろそろマンネリ感もでてきた、、。
そろそろお話会のビデオのリニューアルと大人向けのディープな見学コースを企画してくれないかな。

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