写真1枚で副収入!? ストックフォトで収入を得る
副業のひとつとしてストックフォトがあります。
ストックフォトとは撮った写真を販売サイトに登録(アップロード)した写真が購入(ダウンロード)されるとロイヤルティーとして収益を得ることができる副業のひとつ。写真を撮るのが好きな人には趣味と実益を兼ねたぴったりの副収入です。
ストックフォトの魅力的なところはなんといっても不労所得。
働かなくても収入が得られる自販機ビジネスと同じカテゴリーになります。
自販機では缶コーヒーが売れると収益になるように、ストックフォトでは写真が売れる(ダウンロード)されると収益になります。
ストックフォトは売切がありません。
缶コーヒーと違って補充しなくてもずっと在庫があるなので一度アップロードすれば永続的に自然と収入源になってくれます。
好きな写真で副収入を稼げそうなストックフォト。
いいことばかりの気がするストックフォトについて俺評します。
ストックフォトの現実は稼げない!?はじめに知っておきたい収益の現実
まずはあなたが不労所得にワクワクして前のめりにならないように 2021年の実績を公開すると…。
- 201.50 クレジット(1クレジット=110円)/ PIXTA
- ¥21,937 / Adobe Stock
- ¥7,682 / イメージマート
- $16.58 / Stutterstock
- 3,650ポイント(1ポイント=1円)/ 写真AC イラストAC
写真で副収入を稼いでます!というには少ない額。
さっきまでのワクワクな期待とは裏腹に現実の収益はこんな感じ。撮影にでかけた交通費、撮影機材のメンテなど諸経費を差し引くとマイナスです。
写真がダウンロードされたときの収益はピンキリです。
1枚売れたときの最高額は、3,168円(Adobe Stock)で最低額は、$0.1(Stutterstock)です。同じ1枚のダウンロードでも結構な差があります。
特に低価格なのは Stutterstock で1枚のダウンロード価格が $0.1なことも。他の素材販売サイトでも数十円ほどです。
なかなかダウンロードされないし購入されても低価格なため収益化の現実は厳しいです。
ストックフォトで稼げない理由
アップロードしておけばどんどんダウンロードされて、簡単にお小遣いになると思っていましたがまったくダウンロードされません。
なぜ売れないのか俺考してみました。
プロと同じ価格設定
理由のひとつが販売価格。
素材写真の価格はSMLサイズなどの大きさや、ライセンス形態によって決まっています。
「プロのボクが撮影した渾身の写真なので1枚10,000円デス」でもなく
「オレが散歩の途中でスマホでパシャなので10円でいいっス!」でもありません
プロが凄いレンズとカメラでロケして撮影した写真も、オレが散歩中にスマホで撮った写真も同一価格。同じ価格ならクオリティが高い方が選ばれちゃうのでなかなかダウンロードしてもらえません。
競合相手がめちゃめちゃいる。
アドビやシャッターストックなどの写真販売サイトは日本だけでなく世界中で販売しています。
アップロードした写真が世界のひとの目に留まるのでダウンロードされるチャンスが広がるように思えるけど競合相手が世界中にいるので同じような写真がもう大量にアップロードされてます。
世界中にある素材写真の中からあなたのたった1枚の写真を見つけてもらって購入してもらえてやっと収益になります。そう考えるとなかなかハードルが高いです。
1枚しか購入されない。
盲点だったのがコレ。
缶コーヒーは飲みたくなったらまたリピート購入してもらえますが、デジタルアーカイブなストックフォトは1枚を購入してもらえたらそれっきりです。つまり他の多くの人に買ってもらわないと収益が増えません。
そんなにがんばっていない。
一番の理由がコレだと俺考。
でかけたときにパシャッと撮って、傑作(だと思う)写真を何枚かアップロードしてるオレと
春夏秋冬、晴雨朝昼晩シーンで風景とモデルのガチロケでバリエーション満載の写真を数万枚も投稿しているクリエイターとはセンスも努力も雲泥。
センスの裏側でめっちゃ努力しているクリエイターとゆるーく副収入を狙ってる俺を比較するのはおこがましい限り。きっと同じカメラを使っても登録枚数が数百枚になってもその差は埋まりません。
副収入も欲しいけど、ゆっくりテレビも見たいしネットもだらだら見たい。
気に入った写真をストックフォトに登録して、たまに数枚売れたらいいな。程度に考えていた方が落胆しません。フォトストックの副収入は趣味としてゆるいくらいがちょうど良さそうです。
悲観的なことばかりだけじゃない!? それでも続けてるストックフォトの理由
売れないストックフォトでもネガティブなことばかりじゃありません。
始めたばかりのときは全然、購入されなかったけどストックフォトを100枚ほど登録したころからたまに売れるようになりました。そうなってくると
たまに売れるだけでもうれしい。
ちょっとずつ登録枚数を増やしていくと数カ月に1枚 → 月に1枚→ 週に1枚とだんだん販売される枚数が増えてきます。
これは単純な理由で、枚数が増える→目に留まるチャンスが増える→購入される機会が増える→購入される。というゴールデン・ループです。
月に数枚ほどの収益では、金額的には副収入と言うにはまだまだですが自分の撮った写真を誰かが使ってくれたと思うと僅かな収益でも嬉しくなります。
稀にエクストラライセンスという高額な販売があるとテンションが爆上がります。
ストックフォトは収益化されるのが早い副業ではありませんが継続する(枚数を増やしていく)と購入の機会が広がっていきます。最初のうちは、いくらがんばって写真をアップロードも1枚も購入されなくてなんだが虚しい…。そんな気分になってきますが 100枚くらい登録するまで頑張ってみましょう。
ストックフォトは、いきなりまとまった収入を得ることは厳しいですが放置プレイでちいさな収益が積もっていくのは確かです。
購入されたらエゴサーチ
ストックフォトは販売された写真がどこで使われるのか分かりません。
買ってもらった写真がどこで使われるか知りたくありませんか?購入された写真がどのように使われているかエゴサーチするもの楽しかったりします。
ネットニュース、TV番組、ホームページなどで自分の写真が使われているのを見かけると嬉しくてスクショで保存です。そんな購入されたストックフォトがどこで使われているかを検索する方法を俺ケースで説明します。
写真素材が購入されるとメールなどで教えてくれます。(Adobe Stock、PIXTAなど)
購入されたらネットでエゴサーチを開始!
写真サイズは小さめサイズ(S)の場合は、ネットニュースなどのWeb媒体でよく使われます。ネットニュースだとDLされた日のうちに使用されることが多いです。
① 画像検索で検索する方法
Googleの画像検索を使って販売された写真を検索するとホームページやブログ記事の素材写真として使われている写真を検索することがでてきます。
おなじテイストの類似の写真が出てくるので精度はそこそこ。見つかることは少ないです。それなので画像検索で探す方法はあまり使っていません。
② クレジットで検索する方法
主にエゴサーチに使っている方法がクレジット検索でです。
クレジットとは Yahooニュースなどで写真の下にある ○○○/ PIXTA とか ○○○/ ShutterStock といった表記です。○○○の部分は素材サイトに登録しているあなたのクリエイター名で検索しましょう。
大手ニュースサイトの記事は、すぐにグーグルにインデックスされるために購入された日に掲載されていることも少なくありません。クレジット検索は、広告やホームページで使われているときはクレジットが表示されないので見つけられません。
③COPYTRACK
販売された写真を探すサービスではなく、オンラインで画像の無断転載を発見し、画像を管理してくれるサービスです。
チリも積もるストックフォトの収益
収益が積もっていくのは確かだ!と言ったのでそのエビデンス。
実はストックフォトを始めたのはずいぶん前(2006年~)から。
PIXTA に100枚ちょっとをアップロードしたけど全然売れないので情熱が冷めきりました。
そのまま放置でもたまに DL されてちょっとずつ貯まったクレジットが 1,500クレジット(約15万円)
シャッターストックも 1DL = $0.1になってから放置したままだけど今年だけで$16.58
登録したまま放置しておいてもダウンロードが積もっていってウフフな額面になってる。
投資と違ってノーリスクで収益を上げてくれるストックフォト。これぞ不労取得の醍醐味である。
現在の登録しているサイト
現在は、5つのサイトにマルチで投稿してます。
同時に投稿するとタイトルやタグ付けが効率化できます。
- PIXTA
またやる気になって投稿を増やし始めています。 - Adobe Stock
ちょこちょこ売れるので今の一押し。ボーナスプログラムの達成が目標! - Image Mart
報酬50% キャンペーン中なので枚数をバンバン登録中。審査は甘め。 - 写真AC
よくDLされるけど 1枚 3.25円で収益的にはイマイチ。著作権も放棄しないとなので他のサイトでの没写真を投稿。 - Shutterstock
1枚DL で $0.1になってからテンションガタ落ち。放置中。
登録しているサイトでそれぞれちょっとずつダウンロードされて副収入があります。
この中で一番、力を入れてるのがアドビストック!その理由はフォトショップを無料でつかえるボーナスプログラムがあるから。詳しくはブログ記事を読んでみて👇
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