9月1日は防災の日。
毎年、防災の日に合わせてストックしている非常食で賞味期限が近づいている非常食を実食しています。
今年は、ホリカフーズのレスキューフーズ「和風ハンバーグ」を食べてみました。
レスキューフーズは災害時の完結型災害食
ホリカフーズ(公式)は、新潟県魚沼にある介護食や災害食・非常食を開発して製造・販売している会社。
製造している缶詰は防衛庁向けにも非常食として納入されている本格派です。
防衛庁向けの非常食の製造技術を活かして、自衛隊や災害現場で使われているものと同じプロ品質の災害食・非常食を一般向けに販売しているのが災害食「レスキューフーズ」
レスキューフーズは、ライフラインが寸断された状況でも、温かい食事が摂れることをコンセプトに開発されました。
カレー、牛丼、シチュー、中華丼、ハンバーグのといった誰もが好きなラインナップが販売されています。
最強の防災非常食とは!?
防災備蓄の非常食を購入するときに気にするのが保存期間と味。
今まで災非常食を選ぶときは、できるだけ長持ちした方が経済的だし、食べるなら美味い方がいいと思って選んでました。
が!非常食に求められるスペックはシンプル。
なにもなくてもそのまま食べれることが重要。
災害が発生した直後に電気、ガス、水道などあらゆるライフラインが寸断されて何も使えない状況でも食べることができる非常食が必要。
災害が発生したばかりは、明かりや水、お皿やスプーンなど食器がなにもない状態かもしれません。
そのような状況に備えて1日分くらいは、何も使えない状況でも食べれる非常食を備えておきたいです。
何も使えない状況でも温かい食事を取れるのがレスキューフーズの一色ボックスシリーズ。
備蓄していたのがレスキューフーズ 一食ボックスの和風ハンバーグ。
火や水、電気、食器など何もなくても温かい食事を摂ることができる完結型災害食です。
レスキューフーズのセット
非常食の和風ハンバーグライスの他に温めるための発熱剤などがまとめてセットになっています。
調理には火や水、電気などは必要ありません。発熱剤で温かい食事を手軽に食べられます。
実際に作ってみると、一食ボックスの中には不要なものが一切入っていない完璧なオールインワン。
紙ナプキン?レンゲ?要らんわ!と思っていたけどアツアツのレトルトを触るのに紙ナプキンは必須だったしスプーンなど食器がない事態も考えられます。外箱も加熱するときのケースになります。
内容物
- 白いご飯 200g×1個(国内産うるち米)
- 和風ハンバーグ 180g×1袋(鶏肉・玉ねぎ・パン粉・その他)
- 発熱剤
- 発熱溶剤
- レンゲ
- 紙ナプキン
- 外袋
- 外箱
和風ハンバーグライスを作ってみる
レスキューフーズ「和風ハンバーグライス」の作り方は外箱の裏面に書いてある手順に従っていけば簡単そうですが災害時を想定して作ってみます。
一食ボックスに入っている和風ハンバーグと発熱剤、発熱溶剤は同じようなパッケージですが和風ハンバーグはひとまわり大きいので認識できます。
発熱剤と発熱溶剤は大きめの字と色で書かれています。液体と個体で触った感じが違うので間違えることはなさそうです。
外袋の底に発熱剤を入れてから白いご飯と和風ハンバーグを入れます。発熱溶剤はまだ入れません。
外箱に白いご飯と和風ハンバーグを入れてた外袋をセットしたら発熱溶剤(液体)をドバッと入れてすぐにチャックを閉めます。しばらくするとグツグツと蒸気が上がってきます。
約20分間、蒸気が発生します。マジで熱いから触らないように注意です。蒸気が収まってもそのまま10分間ほど蒸らします。蒸らした後の取り出しは容器がすごい熱いので紙ナプキンが欠かせませんでした。
災害時で時計がないことを想定して適当な時間で出来あがりとしました。
蒸気が止まってからなとなく10分経ったかな?で白いご飯を開けみてるとこんな感じでした。パンパンにお米が入っていて食べ応えがありそうです。
パンパンに入っているお米をレンゲでお米を右に盛りあげます。
半分くらいスペースを空けて和風ハンバーグを入れるスペースを作りました。
空けたスペースに盛りつけると茶色いビジュアルの和風ハンバーグライスの出来あがりです。
つくねっぽいハンバーグが3個。
付け合わせはグリーンピース、コーン、ニンジンが入っていて結構、温かいです。
和風ハンバーグライスの味は?
和風ハンバーグは鶏肉を使っているためハンバーグというより鶏団子という感じ。
柔らかい食感で想像しているハンバーグとは違っていました。
タレの量が多く中華丼のような感じになりますが、しょうゆベースのタレは優しい味で白いご飯とよく合います。グリーンピース、コーン、ニンジンもほどよく絡まって最後まで飽きずに食べることができました。
やや濃いめの味付けで子供から大人まで全方位が食べれられるように工夫されている気がしました。食べ応えのある量で完成度の高い非常食です。
災害時を考えたレスキューフーズ
災害食は食べれればいいと思いがちですが非常食としてはスゴくいいです。
- 期限切れ寸前でも美味い
長期保存が可能な非常食の期限が切れる寸前でもご飯はふっくら、和風ハンバーグもしっかりした味で美味しかった。 - 柔らかい食感は災害時を考えてる
和風ハンバーグを食べたときに柔らかすぎと感じだけど災害時の食事を想定すると最適かも。水がなかったり、胃腸への負担や幅広い年代が無理なく食べれることを考えて柔らかい食感にしてあるのかも。 - 一食ボックスは完結型災害食
非常食は保存してあっても災害時に食べれなければ意味がありません。レスキューフーズは水・火・電気などライフラインが寸断されても温かい食事が食べられます。容器やレンゲも付属してます。 - ゴミが多い
残念なポイントとしては食べ終わったあとの容器や発熱剤などゴミの量が多いが外箱に詰め込めておくのがよさそうです。捨てるときは分別しましょう。
食べた非常食はしっかり補完しておきます!
レスキューフーズの食べ比べ
中華丼以外のレスキューフーズを食べ比べてみました。
実食!レスキューフーズ3種類を食べ比べ。美味しかったランキング