SIGMA USB DOCKでアップデート
シグマの150-600mmを購入して残念だったのが手ぶれ補正。
ファームのアップデートで改善されるという話を聞いてSIGMA USB DOCKを購入しました。SIGMA USB DOCKとは、自分でピント調整や動作カスタマイズができるレンズアクセサリー。
パソコンとレンズをUSBで接続して、SIGMA Optimization Pro(無料アプリ)から色々と設定できるようになるそうだ。

この小さな箱にそんなスペックがあるとは思えない小ささ。
中身は、レンズキャップみたいなのとUSBケーブルのパッケージ。なかなかチープな作りでさらに心配になる。
SIGMA Optimization Proは、シグマのホームページから無料で ダウンロードできる。Mac用とWin用があってどちらも機能は同じっぽい。

iMacとSIGMAレンズをUSBケーブルで接続してアップデートボタンを押すと最新ファームウェアをチェックが始まる。最新でないときはアップデートを促してくれる。
リリースされたばかりの最新ファームウェア2.01にアップデート!

ファームウェア2.01の内容はひとつだけ。
「手ブレ補正のアルゴリズムの改善により、
容易に構図の確認ができる安定したファインダー像を実現しました。」
新しいファームウェアでファインダー像がかなりマシになった!(気がする。)
出荷時版数の2.00だと、レンズを持ち上げて動体(ヒコーキ)を狙うとグワングワンとファインダー内のヒコーキが揺れてしまって撮り難かった。
特に、ジャンボを画角ギリで構図に収めようとすると厳しかったけどかなり改善された感じ。(まだキヤノンの手ブレ補正MODE1レベルとはいかないけど)
2.01アップデート
今回のアップデートは、ファインダーの見え方をよくしたもの。
手ブレ補正の機能はもともと問題ないのだけどファインダーで見やすくなった。
そもそも手ブレは、1/焦点距離以下になると手ブレしやすいと言われている。
7D MarkⅡで600mmだと、600mm*1.6≒1000
シャッタースピードが1/1000以上なら手ブレの心配はほとんどなし。1/1600で旅客機を撮影してボケてんだよ!!ってのはレンズのせいてなくて被写体ブレか俺のテク不足ってワケ。
次はSIGMA Optimization Proでカスタム設定をしてみる。
今、店頭に在庫されてるレンズを買うならファームウェアのバージョンを店員に確認したほうがいいかも。
SIGMA USB DOCKを購入しないなら最新ファームの2.01じゃないともったいないよ。