横田基地にMV-22オスプレイが初飛来!
米軍横田基地にMV-22オスプレイが初飛来。
横田基地に飛んできたのはアメリカ海兵隊のMV-22Bオスプレイが2機。
20日に北海道で開催される札幌航空ページェントに参加するために給油で立ち寄りました。
飛来したのは岩国基地に所属している米海兵隊の第262海兵中型ティルトローター飛行隊 (VMM-262)のMV−22オスプレイ。
通称 Flying Tigers、フライング・タイガース=空飛ぶ虎=がスコードロンマーク。
ネット情報によると米軍岩国基地を7:36amに離陸、9:10am頃に横田基地に着陸。
え?着陸した?はやっ!もう来てるのかよー。すでに出遅れてる。飛んでいってしまうかもだから横田基地に急ぎます。
MV-22 オスプレイを発見
10:00am 現着。ランウェイ18にきてみたけどオスプレイの姿は見えず。どこにいるんだろう。
ギャラリーも全然居ない。
ビデオカメラ持ってるマスコミが数社とコンデジもったひとがちょいちょい。つまり、ひとがいないってことはこの場所はイマイチなんだ!
10:15am ランウェイ18の脇
定番の撮影ポイントのようで狭い道にたくさんの人。警察が巡回していて路上駐車には速攻警告。
しかしオスプレイの姿は見えないしデカいレンズマンもいない。きっとこの場所もイマイチなんだ!
11:00am オスプレイ発見
横田基地の外周を延々とうろうろ回ってたらオスプレイいたー!
どうやら先日、厚木基地に飛来したオスプレイとは違う部隊の機体のみたい。
11:20am 撮影ポイントはここだ。
ギャラリーもテレビ局もめちゃめちゃいるポイントに辿り着く。さっきの滑走路の真反対。
撮影ポイントはここに違いない。
11:48am オスプレイ離陸
横田基地からたくさんのギャラリーに見送られて11:45am過ぎに札幌市の陸上自衛隊丘珠駐屯地にむけて離陸していった。
飛んでる姿が同じように見えるオスプレイだけど微妙にフォームが違う写真を紹介していこう。
オスプレイ1機目の離陸
転換モード
エンジンナセル(羽根が付いたエンジンの所)を傾けた転換モードで離陸。
離陸後はすぐにギヤを格納。
よくみるとエンジンナセルが左右で違う角度?になっている。
真横を通り過ぎていく。それなりに大きな音がするけど他のヘリコプターに比べても変わりなく聞こえる。
普段、横田基地でばんばん飛んでいるC-17グローブマスターやC-130ハーキュリー、C-5ギャラクシーに比べると圧倒的にサイレント。
周りのギャラリーもアレ?オスプレイってもしかしてかなり静か?の反応している。
固定翼モード
気がつくと固定翼モード。
あまりにもスムーズなトランスフォームでバシャバシャ撮っていたらいつの間にか固定翼モードになっていた。もっと助走つけてから変形すると思ってたんだけど離陸してすぐに固定翼モードに移行できるんだな。
脚立マン達
横田基地の高いフェンスをモノともしない脚立マン達。
どデカいレンズを構え高い脚立の上でオスプレイをぶれずに撮影できるバランス感覚は感服。
ただ航空祭で最前列の脚立は邪魔だからのらないでね。
オスプレイ2機目
垂直離着陸モードでもタキシングできるんだ。やんわり動いている。ヘリ独特の音は気にならない。つーか、聞こえない。
ふわりと垂直離陸モードで飛び立った。
ギヤをたたんで……。
飛んでいくまま、くいくいとエンジンナセルが動いていって。
転換モードにトランスフォーム!
飛び去るときには完全体の固定翼モードでぐいぐい飛んでいった。
オスプレイを目撃した調査報告
- 騒音は思っていたより全然静か。
オスプレイはきっとスゴいうるさい思っていたのはマスコミ報道に踊らされてた。 - 魅力的な航続距離と飛行時間
沖縄〜厚木は3時間半、岩国〜横田は1時間半、横田〜札幌まで2時間半。
プロペラ機と並の距離と時間で飛ぶことができる。 - 動体は意外とスレンダーなので輸送能力はそんなに高くなさそう。
横田基地の外周ではじめての撮影。
撮影ポイントはネットてみて適当に回ったにしてはいいとこにたどり着けたけど基地の外周は広すぎた。次回は撮影ポイントをちゃんと調べてから移動した方が良さそう。
MV-22オスプレイ - 米海兵隊の最新鋭の航空機 -
MV-22オスプレイをもっと知りたい!
そんなキミは、防衛省のMV-22オスプレイパンフレットを見てみよう。
どこまで飛べるとかどんなことができるかなどのMV-22オスプレイのスペック、飛行モードの安全性などもが丁寧に説明してあります。
危険性を煽ってばかりのマスコミが報じないオスプレイの性能が判ります。