確定申告書等作成コーナーでイライラしないように
国税庁 確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成。
今年からスマホ(iPhone) が ICカードリーダーの代わりになるのでパソコンで申告書を作成してマイナンバーカード方式による e-Tax送信をします。
毎年、手順が変わってイライラする確定申告書等作成コーナー。
手で入力した方がよっぽど早いことにならないように確定申告書等作成コーナーで困ったこと、その解決方法を紹介します。
── 確定申告書の作成を中断 ──
1月8日現在、確定申告書等作成コーナーでの作成を中断しています。それはまだ連携サービスが開始されていないから。
今作成しても医療費通知やふるさと納税、住宅ローン控除、健康保険など、ゼンゼンつながりません。
早めに確定申告をしなくていい人はサービス開始予定の 2月上旬から作成した方が良さそうです。
- 医療費通知情報の取得
→ 2022年 2月 8日から - ふるさと納税e-Tax連携サービス
→ 2022年 1月 31日から
確定申告書作成コーナーのできないこと
今年から「マイナポータル連携による申告書の自動入力」と期待してましたが、Macとスマホを使った確定申告書作成でできないことが色々とありました。
お役所特有の説明を読むとできそうでも解釈できますが結局できないことがあります。あなたが時間を無駄にしないように書いておきます。
源泉徴収票OCR機能はスマホで作成するときだけ
スマホのカメラ機能を利用して源泉徴収票を読取る機能はパソコンでは使えない。 スマホで申告書を作成する場合の機能でした。
医療費通知情報は 2022年2月から取得可能
令和3年9月~12月分の医療費通知情報(保険診療分)がマイナポータルで令和4年2月上旬にから取得可能となる予定。取得可能になっても令和3年1月〜8月分の医療費は入力する必要があります。
マイナポータルの「もっとつながる」機能はスマホで登録
「もっとつながる」機能が全然、つながらない!!
データの連携をしてくれる「もっとつながる」機能は、パソコン (macOS) から2次元バーコードでログインしても設定ができませんでした。
野村総研 e-私書箱、ふるさと納税e-Tax連携サービスはスマホ (iPhone) の Safari から登録が必要です。
スマホの過去データは使えない
PCとスマホでデータの互換性はない。
昨年は iPhone で確定申告をしたときの保存データ R2syotoku_smart.data を読み込ませると…。
「スマートフォン又はタブレットで作成したデータは読み込めません。このデータをお使いになる場合は、スマートフォン又はタブレットをご利用ください。」
やっぱり読み込めませんでした。
パソコンとスマホのデータに互換性があれば、スマホで源泉徴収票を撮影してOCR機能で自動入力させたデータをパソコンで取り込めれば便利なのに。
野村総研 e-私書箱との連携で困ったこと
Safariで連携をすると「要件を満たしていません」のメッセージ。
システム要件を確認するとなんと、macOS Catalina 10.15 まで。嘘でしょ…。2世代も前の OS なんだけど。システム要件を問い合わせ中です。→ 翌日(日曜なのに)、回答が来ました。
結論。
野村総研 e-私書箱の連携はマイナポータルの「確定申告の事前準備
- 確定申告の事前準備
についてを iPhone の Safari で開く - 利用者登録/ログインして使う をタップ
- ログインをタップ(2次元バーコードでない)
- 利用者証明用電子証明書のパスワードを入力
- マイナンバーカードを読込む
- 右上のメニューから「もっとつながる」をタップ
- e-私書箱の「つなぐ」(連携)をタップ
- 同意確認
- e-私書箱利用規約 をタップ → 同意する をタップ
- ログイン / 新規登録 をタップ
- パスワードを入力してマイナンバーカードを読み込み
- メールアドレスを登録するとつながり完了
- 送達確認を完了
登録したメールアドレスに [e-私書箱]メールアドレスの送達確認が届くのでメール内のURLをクリックして送達確認を完了させます。
ふるさと納税e-Tax連携サービスの困ったとこ
ふるさと納税e-Tax連携は「PCで行う場合は ICカードリーダライタにマイナンバーカードをセットして…。」と書いてあるように、2次元バーコードを使って PC で連携できません。
ブラウザで「マイナンバーカードの読み取り」を押すと「ブラウザ拡張のインストールが必要です」と表示されたのでマイナポータルA Pをインストールした後も…。
結論。
ふるさと納税e-Tax連携はスマホ(iPhone)のマイナポータル アプリで連携させる必要がありました。
- 確定申告の事前準備
についてを iPhone の Safari で開く - 利用者登録/ログインして使う をタップ
- ログインをタップ(2次元バーコードでない)
- 利用者証明用電子証明書のパスワードを入力
- マイナンバーカードを読込む
- 右上のメニューから「もっとつながる」をタップ
- ふるさと納税e-Tax連携をする
確定申告2022の作成コーナーまとめ
連携サービスが開始するまで確定申告の作成は中断しています。それまでに確定申告の事前準備を終わらせておきましょう。
今後も、判りにくい説明など困ったポイントを追記していきます。
確定申告の事前準備はスマホで連携
「確定申告の事前準備
スマホがカードリーダーの代わりになりますが Webサービスが2次元バーコードに対応していません。
「もっとつながる」機能はスマホで連携しましょう
- ふるさと納税e-Tax連携サービス
- 野村総研 e-私書箱
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