原宿トンネルの全線開通直前に現場見学 立体交差で渋滞解消!?

原宿トンネルの全線開通直前に現場見学 立体交差で渋滞解消!?

渋滞のメッカ、原宿交差点。原宿トンネルの開通直前に現場見学

国道1号と環状4号が交差する原宿交差点は神奈川県で渋滞ワースト1の呼び声が高い。

この渋滞を解消するべく原宿交差点改良で建設した地下トンネルが原宿トンネル
原宿トンネルは国道1号と環状4号の交差点を地下トンネルで立体交差させることで渋滞を緩和します。

きょうは、12月12日の全面開通を前に関東地方整備局が主催した現場見学会が開催。(上り線は4月4日に開通済)

明日に前線開通を控えた原宿交差点の地下トンネルの現場見学です。

戸塚駅に集合してバスで原宿交差点へ向かったワケだが…。

早速、渋滞にハマる!

渋滞のメッカ、原宿交差点の渋滞っぷりを参加者は身を持って知りました。

原宿トンネル

原宿立体交差に到着。

原宿トンネル下線の入口は真新しい2車線の道路。入口には『原宿トンネル』のネームプレートが誇らしく掲げられています。
原宿立体交差の下り線入口

もう一枚のプレートは『原宿トンネル』の自己紹介です。施工したのは“地図に残る仕事”をしている大成建設

原宿トンネルの見学会

大成建設の現場事務所チームと合流して見学会がはじまります。

参加者の年齢層は幅広く総勢30名くらいの参加者が開通前の原宿トンネルを歩き倒す。

見学会は大成建設の広報チームも参入して撮影。

ご入場ウォーキングをばっちり撮影しています。原宿トンネルを歩けるのは今日で最後!明日からは車が走り抜けます。

見学会で一番フットワークが軽かったのが大成建設のチーフカメラマン。
でかいカメラを抱えて撮影してたチーフの映像がキニナル。

大成建設のチーフカメラマン

原宿トンネルの設備

地下トンネル部分は420mと短いのでカーブの先の出口が明るく見えます。

気になったのがトンネルの断面。
シールドマシンで掘削すると丸くなるのだけど原宿トンネルの断面は四角い。これは小さな箱型シールドマシンで掘削したことによるもの。

原宿トンネルの四角い断面
原宿トンネルは短いトンネルだけど安全対策はバッチリ!
非常電話と監視カメラも設置されていて24時間監視。照明も昼夜で点灯の方法を自動制御しているそうだ。
原宿トンネルの非常電話

地下トンネルで心配なのが豪雨の冠水。
原宿トンネルの最深部ではセンサーが設置されていて水が溜まってるか計測。やばくなるとトンネル入口の案内板でお知らせしてくれるそうです。
原宿トンネルの最深部にある浸水センサー

展示車両

原宿トンネル内には道路維持管理車や災害対策車両が展示。

「だたいま道路パトロール中です」と表示しています。展示された道路維持管理車

関東地方整備局の方に乗ってもいい?と聞いてみるとウエルカム。

遠慮無く道路維持管理車に乗りこんで無線や内線、サイレンや表示灯などをスイッチやパソコンの置き台までいろんな装置を見させてもらった。

テロップは流動表示確認メニューといってこのパネルでメッセージを選択します。

道路維持管理車の流動表示確認メニュー

ハーモニカ工法

原宿トンネルはハーモニカ工法という大成建設が新しく考案した工法で掘削された。

大きなトンネルをいくつかの断面に分割して、小さな箱型シールドマシンで行ったり来たり繰返して掘削していっ最後に大きなトンネルを構築する施工方法。掘削面がハーモニカに似ていることからハーモニカ工法と名づけられたそうだ。

大成建設はこのハーモニカ工法でトンネル築造工事における建設汚泥・発生土量の削減を行い3R推進功労協議会で国土交通大臣賞を受賞している。
ハーモニカ工法のプレゼン

工事現場の質問とその答え

まいどのことだが原宿トンネルで大成建設のスタッフにいくつか質問をしてみた。

ハーモニカ工法とは大成建設が考案したのか?
そうだ。石川島播磨重工業と共同で開発した。
凄いところはなんだ?
シールドマシンを上下左右に3Dで制御した。3Dでの掘削は原宿トンネルが始めての試みだ。
地下で位置の測定はどうやっているのだ?
方法は3つ。GPS・ジャイロ・測定器をつかっている。今回は距離が短いことで測定器を多用した。
誤差は?
ゼロだ。今回に関してはほとんどない。
小型というがシールドの断面はどのくらいだ?
4m×4mの正方形だ。回転しながら掘削を繰り返して最終的には大断面のトンネルになる。
カッタービットは交換したのか?
していない。

大成建設スタッフの方、短い時間で次々に質問に応えてくれてどうもありがとう。

あれ?渋滞している

バスで戸塚駅まで送ってもらったんだけど開通している国道1号上り線が渋滞しているぞ…。っと思ったんだが前の渋滞はこんなもんじゃなかったみたい。
渋滞している国道1号線

現場見学のまとめ

開通を明日に控えた開通イブの日に現場見学会を開催してくれて存分に見せてくれた関東地方整備局と大成建設スタッフに感謝したい。

写真を撮りまくっていたせいで原宿トンネルの工事の苦労話、工夫したところなどの話を聞きそびれちゃった。

いつも渋滞だった原宿交差点が『原宿トンネル』の全線開通でどうなるのか注目度は高いようです。

かなりの交通量があるので渋滞ゼロとはいかなそうですが、『原宿トンネル全線開通』のおかげでワーストワンを返上することを信じたい。

見学会のあと

見学会のあとに原宿交差点を通ってみると地上部の環状4号線はなかなか空いていました。効果あるじゃん!!

なかなか空いている環状4号線

そのほかの見学者たちの記事

そこそこ人がいてバシャバシャ写真とっていたから原宿交差点トンネルの現場見学会のブログ記事が探してみたけど…。あんまりいないじゃん!

// //