地下見学第二弾『首都圏外郭放水路』ガスタービン室と羽根車が特別公開

おとなの社会見学

首都圏外郭放水路 特別公開

2日連続のおとなの社会見学、地下施設編の第二弾は『首都圏外郭放水路』だ。
外郭放水路は、国道16号線の深度50mにある世界最大級の地下放水路で洪水から街を守る施設。巨大な調圧水槽は、メディアにも度々登場する人気のあるカリスマ的な地下施設で高さ17m重さ500トンの巨大な柱が59本も並ぶ様から「地下神殿」とも呼ばれてる。

こんな写真を見たことある?水樹奈々さんのWILD EYESなどPVのロケ地としてもたびたび登場する。
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調圧水槽はなんども見てるので今年も見なくてもいいと思ってたんだが今年は特別公開があるみたい。
なぬー、羽根車じゃねーか!?。ああ、懐かしい。これは行かねば。
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世界最大級ガスタービンエンジンポンプ特別公開

春日部市役所庄和総合支所の臨時駐車場にとめてテクテク歩いていく。10分ほど歩いて会場に到着。
まずは今ままでみたことないポンプ室を見学。排水機場にあるポンプ室は一般見学会でもみることができない貴重なところだ。
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ここが首都圏外郭放水路の心臓部。
ポンプ室には航空機に使う定格出力1万4000馬力の2軸式ガスタービンが4機並ぶ。
ガスタービンは右にある灰色のダクトの下にあるデカい箱の中に入っているから見えない。
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イエローの目立つヤツは① 歯車減速機
ガスタービンで熱くて強い風を作り出し歯車減速機が羽根車(インペラ)に力を伝える。周りについている赤いリンゴみたいなのは消火設備。二酸化炭素を噴霧して消火する。
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4機のジェットエンジンだから相当うるさくなるんだろうな。ジャンボジェット級の騒音なのかも。
誰も気にしてなかったけど壁にはサイレンサー(吸音装置)が取り付けられてる。
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調圧水槽

地下神殿といわれてるのが調圧水槽。多くの見学者が撮影中。人だらけなんでこんな写真は撮れない。
調圧水槽は暗いから三脚を持っていくのがオススメ。調圧水槽をよく見ると水が貯まった痕がわかる。

調圧水槽では演奏会も行われていた。音がきれいに響いていい感じ。
ストリートライブのようだったけど、ステージっぽくするとかもうちょっと趣向を凝らしてあげれば観客も増えたと思うんだけど。あっ、機材を調圧水槽まで降ろすのが大変なのか、、。
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② 羽根車(インペラ)
いつもは見に行けない羽根車(インペラ)は8年振りの公開。
調圧水槽に貯まった水はこのインペラで河川に吐き出す。ギラリと光るブレードは1秒間に25mプールを空っぽにするパワーのあるユニットだ。
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8年前(2005年)の公開時にはイベントで壁とかに自由に落書きできた。羽根車の絵を描いて「回転するよ!」と一言書いておいたのだがまったく消えていた。壁にもシールドマシンの絵を描いておいたんだがもちろん消えていた。


第1立坑

前は結構スレスレまで行けたんだけど年々、撮影できる場所が遠ざかっていく。
せめて車の落下防止石まで行きたかった。
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今更だけど位置関係はこんな感じ。書いてないけど左側が調圧水槽になる。
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外郭放水路は平成18年に完成してから稼働日は年間で5、6回程度。多い年で10回程度、今年は11回も稼動している。稼動日が少なく感じるかもだけど周辺地域には絶大な安心感。洪水で何もかも無くしちゃう心配がなくなって住民は安心だろう。

見学会を見逃しちゃったひとは個人見学もできるから首都圏外郭放水路のホームページをチェックしてみよう。以前ほどではないけど人気のおとなの社会見学施設だから満員のときも多い。
見学に行くときは三脚と広角レンズがオススメだよ。

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