ばら積み運搬船「BULK PATAGONIA」ど迫力の進水式!
川崎重工業の神戸工場で進水式を社会見学。
進水したのは川崎重工業船舶海洋カンパニーが建造したばら積み運搬船「BULK PATAGONIA」
載貨重量は58,000トンのハンディマックスと呼ばれるタイプ。
ハンディマックスとは全長190m以内・幅32.2m以内で載貨重量が4万トンから6万トン程度のバルクキャリアーのことをいいます。
進水式の受付でもらったカードはアルゼンチンのロス・トレス湖の風景。
船のお名前は“BULK PATAGONIA” 命名式の前に船名がわかりました!
進水式はNo.4ドックで行われます。
BULK PATAGONIA 号
だんだんと船が見えてきた。かなりデカい!
川崎重工のロゴマークが入ったくす玉もスタンバイOK。
紅白シャンパンも準備万端。
今回の進水式から紅白シャンパン専用台が登場。支綱切断に合わせてシャンパンをブレイクする新しい装置。
ブラスバンドの宇宙戦艦ヤマトの演奏が始まり進水式を盛り上げる。
船主が登場して国歌吹奏と国旗掲揚が始まり花束の贈呈と記念撮影のあとはいよいよ命名式。
紅白幕の下には新造船「BULK PATAGONIA」の名前が堂々と書かれていました。
令嬢が支綱切断
オーナーのご令嬢が支綱切断します。進水式の支綱切断は女性が行うのが習わしです。
シャンパンが船体にぶつかって砕け散りました。
これでBULK PATAGONIA の船旅の安全も大丈夫そうです。
BULK PATAGONIA、進水!
滑走進水という方式でゆっくりと船体が滑り落ちていきます。滑り降りながらくす玉が割られて風船やテープが咲き乱れます。鳴り止まない歓声の中、BULK PATAGONIAは海へとまっしぐら。
ざっぶーん!
見事に着水!すぐにタグボートがサポートに来ます。
見えなかったが4基のクレーンが装備されていた。
船にクレーンを装備していると港にクレーンがなくても荷揚げができるから利便性があがるみたい。このクラスのバラ積み船だと4基の30tクレーンと5つの船倉が標準的らしい。
まとめ
進水式は函館どつくの進水式、以来二回目の見学。やっぱ滑走進水は迫力ある!
今回、残念だったのはアナウンスの音が小さくて説明等々がまったく聞こえなかったこと。
川重の進水式を見に行く人のためのアドバイス
- いい場所の確保は1時間に到着だ。
- 人がめちゃめちゃ来るので場所の移動ができなくなる。
トイレは先に行っとこう。