東京湾をぶち抜いている海底トンネル「東京湾アクアライン」の緊急避難通路はこうなっている!

おとなの社会見学

東京湾アクアラインの緊急避難施設を見学。
東京湾の海底にある、もしも・まさかを想定した緊急避難設備をブログで紹介します。

東京湾をぶち抜いている海底トンネル 東京湾アクアライン

東京湾アクアラインは木更津から浮島を結ぶ約15kmの高速道路。そのうち9.5kmが海底トンネルとなっている。海底トンネル内には火災や交通事故などが発生したときの避難先として緊急避難通路がある。

避難口があるんだろうと思っていても実際の場所を知っている人は少ないかも。避難通路は高速道路の下にあるのでトンネルを走っているときは見えないのだ。

もしも、トンネル火災で避難通路に逃げ込むことがあったときに慌てないよう緊急避難設備を知っておこう。

東京湾アクアラインの緊急避難設備

アクアラインの内部にある緊急避難のため設備を紹介する。

避難用スロープ

非難するにはトンネル内の300m間隔に設置されている非常口から人だけが脱出する避難用の「すべり台」で避難する。滑り台の要領ですべって避難所に避難できるスロープで滑り降りるとそこが緊急避難通路になっている。すべり台の避難用のスロープは広くないので荷物は持たずにスムーズに頼むぞ。

非常電話

早速、通報しようとスマホをみると圏外!!!

大丈夫だ。慌てるな

降りた先にはある「非常電話」がある。
非常電話を持ち上げると NEXCO 東日本岩槻道路管制センターに繋がる。(24時間 365日監視)
受話器をあげると薄暗かった避難通路が明るくなっていくはずだ。

焦ってアワアワしていても管制マンはキミがトンネルのどこから掛けてきたか知っている。
落ち着いていこう。非常電話には故障、事故、救急、火事のアイコンボタンがあるから外国人でも安心。

避難通路

ひたすら続くコンクリートの道
照明がやや暗いのは節電のため。避難者が非常電話を持ち上げると全点灯してババっと明るくなる。避難通路は、気圧を外圧より高くしているので火災のときに火や煙が侵入しにくい仕組みになっているので安心してほしい。
あと緊急避難通路が広々していてもウロウロしてはいけない。ここは車道なのだ。消火や救護活動で緊急車両も走行するから車に気を付けてくれ。

管理消防用スロープ

消防隊員がトンネル内の車道に進入するためのスロープ。
度滑り止め加工がされている。決して上るなよ。

避難経路案内図

9.5kmもの長い海底トンネルで今、きみの現在位置が書いてあるトンネル内の GPS。
アクアラインには三か所の出口(木更津出口、人工島出口、浮島出口)がある。どっちに向かえば近いのか?安全なのか?見極めてくれ。方向を間違えちゃうと約 5kmも延々と歩くことになるかも!!
「避難通路は安全」と看板に書いてある。その場にとどまる安全もある。

出入口扉

気圧を上げることでトンネルから避難通路に煙が侵入しないようにガードしている分厚い扉。頼もしい!小さい扉を開けて中に入っていく。

緊急車両

限られた空間の避難通路なのでコンパクトに作られた特別仕様消防車両が待機している。
幸い過去一度も出動したことはないそうだ。

海底トンネルに潜入!東京湾アクアライン裏側探検 ツアー

実際に体験したいアナタにおススメするのが
海底トンネルに潜入!東京湾アクアライン裏側探検」ツアー
海ほたるでは、定期的に東京湾アクアラインの見学会を開催している。
アクアラインの裏側をばっちり探検できるので子供から大人まで危機意識を学べる。
普段では体験できない貴重な見学ができることを約束しよう。カメラをお忘れなく。

覚えておきたいこと

  • 東京湾アクアラインのトンネル内には300m間隔に非常口が設置
  • 避難通路に繋がる滑り台はせまい。非難は手ぶらで。
  • 降りた先がスマホ圏外でも焦らない。目の前に非常電話がある。
  • むやみに逃げない。避難経路案内図で左右のどっちが近いか確認して。
  • 緊急避難通路は車道。緊急車両に注意。
  • 滅多に見れない貴重な施設、カメラを忘れないように。