グーグル・アップル・アドビ・マイクロソフト「 半 角 の 流 儀 」
毎日、使っているサービスを提供してくれているのがグーグル(Google)、アップル(Apple)、アドビ(Adobe)、マイクロソフト(Microsoft)の4社。ことあるごとに公式ホームページを見ているとあることが気になってきた。
なにこの半角スペース!
文章のなかの英字の前後に半角スペースがあったりなかったり、
カッコが全角だったり、半角だったり、 微妙だけどそれぞれのサイトではっきりと違いがある。そこで英数字の半角スペースにフォーカスしてGAAM4社のホームページの日本語・英字の間隔をそうしているか表記について見比べてみるとそれぞれの違ったルールがあった。
グーグルの流儀
検索結果には適用されないのであまり目にしないけどヘルプやポリシーはグーグルのルールで記述されている。英数字に半角スペースがあることで英単語、数値が読みやすい。
半角スペースは一律ではなくカンマ、カッコ( )の前後は除外されているなどこだわりを感じる。文章の長さは、カッコが全角のために4社のなかで最も長い。
英数字 | 半角 |
カッコ( ) | 全角 |
半角スペース | 半角の英数字の前後 |
例外 | カンマ、とカッコ( )「 」の前後にはスペースを入れない |
アップルの流儀
クリエイティブなページが多いアップル。
英数字の前後に半角スペースはないけど、文字量が少なく大きなフォントを使っているので見づらさを感じない。半角カッコもベースラインが上がっているため違和感がなく、フォントをトラッキングした計算されたデザインで読ませるよりも魅せる文字。
例外として、文字量が多いマニュアルページでは半角スペースを使っているところもあった。
文章の長さは、半角でスペースなしのために4社のなかで最も短くなる。
英数字 | 半角 |
カッコ( ) | 半角 |
半角スペース | なし |
例外 | マニュアルページ あり |
アドビの流儀
デザインアプリの雄、アドビの流儀は半角スペースなし、カッコ全角。
新聞社などのサイトでも同じルールで世間的にもっともよく見る。普段の入力と似てるために馴染みのある感じでバランスがいい。(と思う)
アドビも半角スペースの例外として、文字量が多いマニュアルページでは使われていた。
英数字 | 半角 |
カッコ( ) | 全角 |
半角スペース | なし |
例外 | マニュアルページ あり |
マイクソフトの流儀
ビジネスアプリの雄、マイクロソフトの流儀は独特で半角の英数字、カッコの前後に半角スペースも入れるため文章にスカスカ感を感じる。
Word での「日本語と英字の間隔を自動調整」になっている感じ。見た目は、違和感を感じるけど詰めると文章が一気に読み難くなる。文章量の多いマイクロソフトならではの流儀である。
英数字 | 半角 |
カッコ( ) | 半角 |
半角スペース | 半角の英数字の前後 |
例外 | カンマ、とカッコ「 」の前後にはスペースを入れない |
GAAM4社のルールを同じ文章で見比べてると?
英字・数字・カッコを混在させた文章を文字を小さめにして見比べてみるとこんな感じ。グーグル、アップル、アドビ、マイクロソフトの順番に並べてにみる。
Google 検索で Web サイトを 1 ページ目に表示させるには、SEO(最適化)が必要です。
Google検索でWeb サイトを1ページ目に表示させるには、SEO(最適化)が必要です。
Google検索でWebサイトを1ページ目に表示させるには、SEO(最適化)が必要です。
Google 検索で Web サイトを 1 ページ目に表示させるには、SEO (最適化) が必要です。
文字が小さくなったり文章量が多い場合は、アップルとアドビのルールだと見読みにくくなってくる。読みやすさの感じ方はそれぞれだと思うけどブログにするならやっぱりグーグル式!グーグルと同じ流儀にしておけば検索順位やアドセンスへ効果があるに違いない!?
SEOに効果があるか?
グーグル式だと SEO に効果があるだろうか…。まったくないと思う。SEOの効果はないけど文章が読みやすくなる工夫として取り入れると滞在時間や離脱率が向上するかもしれない!? 同じ文章だったら読みやすい方がいいに決まってる。
Google風に入力するのが意外と大変。
いつもの入力で慣れてしまっているとグーグル式で文字を打つのがスムーズにいかない。わざわざスペースキーを押すを忘れたり手間だったりする。そういう仕事は…。
エクセルの出番だ。
マクロを使って半角英数字の前後にスペースを入れまくってくれ!
