ブルーインパルス、国立競技場で前日予行
2014年5月31日に開催される国立競技場のファイナルイベント「SAYONARA 国立競技場 FINAL FOR THE FUTURE」で航空自衛隊のブルーインパルスが展示飛行します。
1964年の東京オリンピック開会式で国立競技場の上空に5輪マークを描いたブルーインパルスが50年後の今、国立競技場の最後に華麗なフライトで花を添える。「夢・感動」を伝えるブルーインパルスの展示飛行を東京のまんなかで見れるレアなチャンス。
本番前の前日に予行フライトが実施されるので飛行ルートと展示課目を調査してきた。
撮影ポイントは国立競技場のすぐそばの東京体育館。ここならいいアングルで見れるに違いない!
国立競技場付近には時間が近づくとどんどん人が集まってきた。デカいカメラからコンパクトデジカメ、スマホカメラなど思い思いのカメラでブルーインパルスを待つ。光は順光でいい写真が撮れそうと思ったけど…。
結論、近過ぎた!
ブルーインパルスの高度が高くて国立競技場とブルーインパルスを絡めて撮れなかった。残念!
17時を過ぎると入間基地に展開している現地班からTwitterの書き込みが増えてきた。
エンジンスタート、タキシーアウト、テイクオフ!と状況をツイートしてくれるのが助かる。ありがとう現地班!
予定通り17:20くらいに飛び立ったようだ。
ブルーインパルスがやってくるだろう方向を凝視。凝視していると…。
おお!スモークを出しながら来た!来た!
デルタ・ローパス(17:35)
ブルーインパルスがデルタ隊形でスモークをなびかせて国立競技場に向ってきた。夕暮れの青空に5本のスモークがキレイ。
東京体育館からだと思ったてより近過ぎた。
国立競技場とブルーインパルスが一緒の画角に入らない。空にブルーインパルスの平凡な写真になってしまいそう。
スワン・ローパス(17:37)
ブルーインパルスの高度が高くて国立競技場と一緒に撮るには縦撮りにしないとだった。
近づき過ぎたら縦で撮ろう。スマホ向きの画角。
グランド・クロス・ローパス
航過するときにやや左にターンレフトして針路を修正
国立競技場のセンターより若干、外側になったみたい。
国立競技場の上を航過
リーダーズ・ベネフィット・ローパス(17:42)
渋谷方面で旋回してもう戻ってきた。
いつもならジェット音が聞こえてくるが都会の喧噪と高い高度で進入してくるから飛んでくるタイミングがよく判らない。遠くまで見渡せるポイントで撮影がオススメだ。
グッドミッション
ブルーインパルスの田中隊長は国立競技場のお立ち台からフォーメーションを統制。
ひとこと調査報告
- 国立競技場のそばでもナレーションが聞こえなかった。
- パスした後にターンしてすぐに戻ってくる。油断しないで次の展示課目に集中せよ。
- 東京体育館だと近過ぎた。国立競技場から多少離れたポイントから撮影した方がいいかも。
- 国立競技場のお立ち台にあがっているのはブルーインパルスの隊長。
- 都会っぽく広角でビル群を飛んでるブルーインパルスの写真がよさそう。。
- 高度600mと高い高度なのでジェット音はほとんど聞こえない。
- 音ではブルーインパルスがやってくるのが判らないから空を見通せるポイントで。
- 国立競技場から多少離れたポイントから撮影した方がいいかも。
- 太陽は新宿方向。新宿方向を向いて撮影するとド逆光だから注意な。
国立競技場上空をブルーインパルスが通った感じ
東京体育館から撮ったときに感じたイメージ。太陽マークの方向から日が射す。
国立競技場と展望できるランドマークとの位置関係。太陽マークの方向から日が射すからな。
みんなが喜んだある議員からの貴重な情報。
ここまで詳しい飛行ルートが事前に判るのはラッキーだった。
ミッションの開始時間は31日のヒトナナサンゴウ(17:35)
時間になったら大空を見上げて。
「夢・感動」のブルーインパルス、青空にスモークがなびく姿がきっと見れる!いい写真が撮れたら自慢してね。
前日予行 ダイジェスト動画
飛んでいるブルーインパルスを待ちきれない人は前日予行の動画
撮影:東京体育館
国立競技場ファイナルイベント
2014/5/30
東京都 国立競技場
SAYONARA 国立競技場 FOR THE FUTURE
17:35-17:45
入間基地
展示課目
- デルタ・ローパス
- スワン・ローパス
- グランド・クロス・ローパス
- リーダーズ・ベネフィット・ローパス
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