警視庁がスキルアップ!ヘリが飛びまくった圧巻の災害救助活動展示

立川防災航空祭 圧巻の災害救助活動展示

陸上自衛隊立川駐屯地で開催された立川防災航空祭にいってきた。

関東の災害応急対策活動の中枢を担う立川広域防災基地の各機関が連係した災害救助を展示する毎年恒例の航空祭。

参加したのは陸上自衛隊、東京消防庁警視庁、災害医療センターの各機関でヘリコプターを活用した災害救助活動展示を見せてくれました。

天候不良のため行事が大幅に変更になって編隊飛行や空挺降下が中止になったのは残念。
立川防災航空祭2013の展示飛行

小型ヘリの解体ショー

立川防災航空祭のオープニングは小型ヘリの解体ショー。偵察や観測任務などに使用される OH-6 をバラバラに分解していく。
立川防災航空祭で小型ヘリの解体ショー

ローターや扉を次々に取り外してクレーン車で胴体を吊り上げてトレーラーに搭載。

あっという間に解体ミッション終了。手際のもよく日頃からの訓練が発揮された解体ショー。
立川防災航空祭でクレーンに吊られた陸自のOH-6観測ヘリ

防災装備品紹介

自衛隊と東京消防庁のいろんな車両がパレード走行。
ジェット燃料を扱う空港で活躍する空港用化学消防車と2kmの遠距離でも送水できるハイパーレスキュー隊のスーパーポンパー。警視庁の車両もパレードに参加してほしかったなー。

救難消防車
陸上自衛隊では空港用化学消防車を救難消防車と呼んでる。
立川防災航空祭 防災装備品紹介 - 救難消防車

遠距離大送水車
東京消防庁ハイパーレスキュー隊のスーパーポンパー。遠くの火点まで送水することができるポンプ車。
立川防災航空祭 防災装備品紹介 - 東京消防庁の遠距離大送水車

野外炊具
200人分の食事を45分で作っちゃう移動キッチン。走りながらでも調理できちゃう優れもので災害時の炊き出しには絶大な効果を発揮する。
立川防災航空祭 防災装備品紹介 - 陸自の野外炊具

トレーラー
中型ヘリUH-1も輸送可能なトレーラー。陸自は輸送力がいちいちすごい!
立川防災航空祭 防災装備品紹介 -  陸上自衛隊のトレーラー

ヘリコプターの紹介

災害救助活動展示を行う東京消防庁・警視庁・陸上自衛隊、それぞれのヘリコプターの紹介。
種類が全部違っています。

東京消防庁のヘリコプター

東京消防庁航空隊の中型ヘリ かもめ(ドーファンⅡ)と大型ヘリ ひばり(スーパーピューマ)
消防ヘリは真っ赤な色でよく目立つ。
東京消防庁のヘリコプター「かもめ」と「ひばり」

警視庁航空隊のヘリコプター

警視庁航空隊のおおとり7号ベル(412EP)
青ベースにオレンジのラインが入っているのが警察ヘリだ。にっこりと手を振る余裕を見せてた。
警視庁航空隊のヘリコプター おおとり7号

おおとり4号(AB139)
警視庁航空隊のヘリコプター おおとり4号

陸上自衛隊のヘリコプター

陸上自衛隊の観測ヘリOH-6と多用途ヘリUH-1。
UH-1は隊員を輸送したり、救助者を救出したりと実に多用途。災害救助活動展示でも大活躍する。陸上自衛隊のヘリコプター OH-6D

なんでもこなすUH-1 多用途ヘリコプター

陸上自衛隊のヘリコプター UH-1 多用途ヘリコプター

陸上自衛隊のAH-1S(コブラ)
木更津駐屯地の第4対戦車ヘリコプター隊(たぶん)からゲストでやってきた。
ウィウィ機銃を動かしたり機体を傾けたりとアピールするのが見ていて楽しい。
陸上自衛隊のAH-1S(コブラ)

ヘリコプターの展示飛行

OH-1(オメガ)
観測用ヘリに必要なさそうなほどクネクネとありえない飛びっぷり。相変わらずの想像の斜め上の3Dエアを決める。
ヘリコプターの展示飛行 OH-1

AH-64D(アパッチロングボウ)
霞ヶ浦駐屯地からやってきた最強の攻撃ヘリ。
アタマに載せてるロングボウ・レーダーは火器管制レーダーで同時に128個の目標を捕捉する。
AH-64D(アパッチロングボウ)の展示飛行

アパッチの派手な機動飛行は見る機会が少ないので会場が沸き上がります。
AH-64D アパッチの派手な機動飛行

災害救助活動展示

間髪入れずに災害救助活動展示が始まった。

災害発生!!!

陸自の即応部隊

迅速にOH-6がド派手に被災地の観測を行う。
災害救助活動展示 - OH-1の偵察フライト

観測したOH-6の情報を元にすぐに偵察隊を載せたUH-1が現場に到着。
災害救助活動展示 - 偵察隊を載せたUH-1

機動力のある偵察隊がオートバイで現場の偵察に向かう。
災害救助活動展示 - 偵察隊がオートバイで現場を偵察

陸上自衛隊の隊員がヘリから降下。腕力で降下する細マッチョ自衛官は抜群の安定感。TPOに関係なく任務をこなすスキルはさすがだ。
災害救助活動展示 - 腕力で降下する細マッチョ自衛官

東京消防庁も負けてない。救助装備をまとってヘリの両側から一気に降下。
昨年と比べると降り方のレベルが相当上がってる。
災害救助活動展示 - 東京消防庁の隊員がヘリから降下

先行している自衛隊が災害現場を確認。ヘリを安全に着陸できる場所に誘導する。
災害救助活動展示 - ヘリを安全に誘導着陸させる陸自の隊員

陸自のヘリからは第八消防方面本部のハイパーレスキュー隊が展開。すぐさま救助活動にダッシュ。
第八消防方面本部のハイパーレスキュー隊が展開

昨年と同様、相変わらずへらへら笑ってるDMAT達
小学生の避難訓練の方がよっぽど真面目。いい大人が恥ずかしい。
自衛隊や消防庁、警察機動隊が懸命に救助しても最後の医療部隊がこれでは心配になってくる。

自衛官や消防隊員は「訓練でできないことは本番では絶対できません。」とビシッっとしてたけどDMATは何とかなるっしょ?なノリを否めない。
へらへら笑ってるDMAT達

警視庁の特殊救助隊 SRT

警視庁の災害救助専門部隊で特殊救助隊、通称SRT(Special Rescue Team)も駆けつけた。

警視庁にも救助の専門部隊の存在はあまり知られていないが機動救助隊(R110)、特殊救助隊(SRT)などスペシャルな部隊もいるのだ。
警視庁 災害救助専門部隊で特殊救助隊 SRT

なんと警察ヘリからも降下。マジで?
ヘリからも降下する警視庁の特殊救助隊

おお!見事な救助。警察もこんなことができるのか!警察の救助隊を見直しました。
見事な救助をする警視庁の特殊救助隊

警視庁の特殊救助隊と自衛隊が連係して倒壊した家屋から救助。
警視庁のスキルが爆上がりで救助も行える様になっている。陸自は統制のとれた安定のサポート力。
警視庁の特殊救助隊が自衛隊と連係して救出活動

ハイパーレスキュー隊は車両から負傷者を救出している。
その後ろでは、おーい!おーい!とヘリを呼んでいる。車両は陸自が設営。
この高所車から消防庁のヘリが救助者をそのまま吊り上げて救助。車両から負傷者を救出するハイパーレスキュー隊

自衛隊、消防庁、警視庁のヘリがそれぞれ救助してる図。今年は警視庁のレベルアップが著しい。
どこを見てもスゴイ救助活動で見所が判らない。
救助活動する自衛隊・消防庁・警視庁のヘリ

自衛隊は足りなくなった医療品も素早くデリバリー。

おい、DMAT!

ぼけーっと座ってるだけじゃなくて働け。ドクター、看護師、業務調整員とチーム分けしてるけどみんなで座っているだけじゃないか。

自衛隊、消防庁、警視庁は災害時に対応できるプロを感じたけどDMATからはプロフェッショナルを微塵も感じなかった。訓練展示でこのザマでは有事の時はどーなるんだろ。
医療物資を運ぶ陸上自衛隊員

火災も発生!

立川消防署の消防車が駆けつけて消火にあたる。
立川消防署の消防車が火災現場に到着

ヘリコプターの消火作業

応援で陸自のUH-1が飛んできてバンビバケットから水を投下。パシャ。あれ…。
さらにヘルプで飛んできたUH-1がバンビバケットから水を投下。パシャ。あれれ。消えない。陸自のUH-1がバンビバケットから水を投下

俺に任せろ。

大型消防ヘリ『ひばり』が2000Lの水をぶちまける。ドバッシャー!!
ようやく鎮火。東京消防庁が頼もしすぎる。
大型消防ヘリ『ひばり』がファイアーアタッカーで2000Lの水を投下

災害救助活動展示のまとめ

災害救助活動展示は昨年よりも見応えがあった。

なかでも警視庁の活躍がスゴイ!去年の警視庁は救助に関しては慣れてない感が垣間見えたけど今年の警視庁は違うんです。

ヘリから降下!倒壊家屋から救助!まさしくレスキューポリス。活動の幅が広がっていました。

消防庁はさすがプロフェッショナル。安定の救助活動で全然問題ない。
ハイパーレスキュー隊は、救助だけでなく救命もできる安心感。ただ少数精鋭なので大災害のときは人員が足りなくなるのが不安要素である。

抜群の安定感はやはり自衛隊。
災害時は救助の中核を担う抜群の組織力は安心できる。
ヤバいところにまず先行、危険因子を排除して他の組織が展開できる道を作るスキルを持っている。

どの組織とも連係できるコミュニケーション能力も高く任務を遂行するために無理はしないで確実に遂行する。つまりなんでもできるSPECホルダー達の集団なのだ。

DMATは普段はただの医療従事者。DMATはなんだか災害に対する意識が低く感じた。みんなヘラヘラしていて見ている側としては滑稽だった。
DMATよ、訓練で出来ないことは本番で絶対できない。

陸自仕込みの飯

活動展示が終わったのでメシの時間。
立川防災航空祭名物のとん汁うどんは行列の大人気だ。
陸自仕込みの飯

陸自隊員が野外炊具で作り立てのとん汁うどんは寒い季節にあったまる一品。意外と薄味でヘルシー。
陸自仕込みのとん汁うどん

自衛隊の主食(!?)缶メシ。一般ではなかなか食べれないレアな缶詰。
少しの量でもガッツリ栄養補給のために濃い味の高カロリーになっている。たくわんが地味にうまい。

衛隊員は災害派遣のときに野外炊具で作る温かい炊き出しは被災者に振る舞って自衛官は冷えた缶メシを食べるそうだ。一日中、力仕事で疲れた体に冷えた缶メシとは頭が下がる思い。自衛官の缶メシ

立川防災航空祭の地上展示

メシの後は地上展示を見に行く。
地上展示ではヘリコプターがズラリと並ぶ。一同に並んでるノーズとテールを見比べると全然違っていて面白い。
ヘリコプターがズラリと並ぶ地上展示

テイルローターもそれぞれ。
ヘリコプターのテイルローター

UH-60(ロクマル)

ロクマルと呼ばれるUH-60は陸自と空自でそっくり。空自は洋上迷彩で陸自は普通の迷彩。
陸自のUH-60は東日本大震災のときに病院の屋上から神テクニックで救助したヘリ。
陸自のUH-60(ロクマル)の地上展示

空自のUH-60は救難ヘリなのでカメラが装着されている。
空自のUH-60は救難ヘリの地上展示

EC-225LPシュペルピューマ

仏ユーロコプター社の特別輸送ヘリコプターEC-225LPシュペルピューマ。
陸上自衛隊が皇室、首相、国賓等の輸送任務向けに運用している珍しい機体。
EC-225LPシュペルピューマの地上展示

CH-47Jチヌーク

空自、入間基地の大型のヘリコプター。
CH-47Jチヌークの地上展示

陸自の音楽隊

格納庫では音楽隊が演奏。
陸自の音楽隊の演奏

陸自シスターズがキレイな歌声で歌っていました。
歌を披露する陸自シスターズ

帰投ショー

うろうろしてたら空自のUH-60J救難ヘリが百里基地に向けて飛び立っていった。
いつの間にか帰投ショーがはじまってたようだ。

展示飛行がなかったUH-60JAが北宇都宮駐屯地に帰投。
百里基地に帰投するUH-60J救難ヘリ

霞ヶ浦のAH-64Dアパッチ。唯一バイバイフライトをしてくれた。
帰投する霞ヶ浦のAH-64Dアパッチ

木更津のAH-1Sコブラは前席のガンナーが手を振りながらの帰投。
帰投する木更津のAH-1Sコブラ

さすがは特別輸送ヘリコプター。凛とした趣で帰投していった。
帰投する特別輸送ヘリコプター

今日のチヌークはヒーハー言わずに大人しく入間基地に帰投。
帰投するCH-47Jチヌーク

立川防災航空祭2013のメモ

  • 昭和記念公園の駐車場は結構な行列。
    駐車場のオープンは9:30amなのでチヌーク券には間に合わない。
  • 駐車場に並んでいても信号トラップで割り込まれる。
  • 会場は思っていたより混んでない
    スペースに余裕をもって見れるのでちいさい子供連れでも問題なく楽しめる。
  • トイレは少ないけどそんなに待たない。
  • 陸上自衛隊の部隊パッチを隊員自らが販売
    アパッチのパッチは突然、機体前で販売はじめてあっという間に人集り。
  • 模擬店ストリートは狭くごった返してるが充分買える。終了間際は売切続出。
  • 自衛隊の模擬店は店じまいが早い。
  • 会場アナウンスは聞こえ難い

立川防災航空祭の調査報告書

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