ハイパフォーマンスな戦闘機だらけの新田原エアフェスタ
新田原基地の航空祭。
新田原基地は九州の防人301飛行隊のF-4EJ、飛行教育航空隊のイーグル先生F-15DJ、飛行教導群アグレッサーのF-15J/F-15DJが所属して戦闘機を見るなら新田原な航空祭。
さらにゲストで築城基地からF-2B、米軍からはF-16デモチームが参加。大人気のブルーインパルスの展示飛行もあって盛りだくさん。
新田原基地航空祭の見どころを調査報告します。
オープニングフライトへ続々とテイクオフ
新田原基地の所属機がオープニングフライトのために続々と飛び立っていく。
まずは301飛行隊のケロヨンF-4EJのフォーメーションテイクオフ。
黒馬マークの飛行教育航空隊 F-15DJが離陸。戦闘機に釘付けのギャラリーにピントが…。
飛行教導群のアグレッサー。見たかったF-15DJ(82-8091)のガメラ塗装!
水色アグレッサー(92-8068)は加速と同時にバリバリとアフターバーナーオン!
滑走路を焼きながらテイクオフ。
タンクだけガメラ模様のノーマル塗装(92-8096)も飛んで行った。
オープニングフライト
航空祭のオープニングフライトは基地の所属機が行います。
8:25am 新田原所属機によるオープニングフライト。
まずは24時間365日休みなく働く新田原救難隊のUH-60J(18-4553)救難ヘリコプター。
続いて相棒の救難捜索機U-125A(02-3027)が航過。
30年間九州の空を守り続けている301飛行隊のF-4ファントム。トレードマークはカエル。
無骨なフォルムがカッコイイ!
黒馬マークの飛行教育航空隊第23飛行隊。イーグルドライバーを教育する部隊だ。
コブラマークの飛行教導群アグレッサー。迷彩塗装の機体が目立ってる。
F-15DJ 機動飛行
第23飛行隊による機動飛行。第23飛行隊はイーグルドライバーを育成する唯一の部隊。部隊マークは宮崎県の野生の馬がモチーフになっている。
イーグル先生2機の編隊離陸(12-8077、82-8065)。さすが先生、ぴったりと合ってる。
イーグル先生のおかげで1ヶ月でF-15の単独飛行ができるようになるそうだ。すげー。
アフターバーナーを焚いて急上昇。
楽しめたけどちょっとおとなしい機動展示だった気がする。
F-4ファントム 起動飛行
第5航空団第301飛行隊 ケロヨンファントムライダーの機動飛行。
TACデパーチャー。会場の左側からの撮影なのでちょっと遠かった。
九州の空を守るカエルファントムの高機動。まだまだ元気!
高度は高めの機動飛行だったけど爆音轟くファントムの貴重な飛行を見れた。
F-4EJ ファントム機動飛行 新田原エアフェスタ
長きにわたって活躍しているF-4EJファントムが奏でるファントムサウンド。
教導群教導隊 起動飛行
ハイテンションのナレーションで教導群教導隊のアグレッサーの登場。
アグレッサーとは侵略者。全国の戦闘機部隊や警戒管制部隊を空中戦闘に強くするための敵役で最強のパイロット達。
迷彩塗装のF-15DJは敵としてワザと目立つ塗装にしてる。
1番機青色迷彩塗装は教導隊のゴールドフィンガーとくまモンパイロット。2番機茶色迷彩塗装はシティィィーボーイと酒とサーフィンに溺れてるパイロットによる展示飛行だ。
一糸乱れぬ見事なフォーメーーーーションテイクオフ。
片アフターバーナーでのナイフエッジ。
離脱したあと僅かな時間でジョインナップ。
すぐさまフィンガーチップで侵入、そしてブレイクで散回。
普通、機動飛行のときは編隊を組み直すのにちょっと待ち時間があるんだけどアグレッサーは短時間でテンポよく2機で動きを合わせる。さすがだぜ。
アグレッサーの新塗装「ヒョウモンダコ(!?)」
2機が着陸態勢。ピッチアウトで急ーーーー減速!
青コブラはロー・アプローチのあとキレッキレの急急急急急ーーぅ旋回。
アグレッサーはキレが違う。いちいちキビキビと動くぜ。
順光で迷彩塗装がバッチリ撮れた。
アグレッサーの機動飛行動画
最強のアグレッサー、キレッキレの機動飛行を動画で。
F-2A 機動飛行
築城基地からのゲスト、F-2Aが機動飛行にやってきた。
先日の航空祭が残念だったので期待してたけど控え気味の機動…。
が、築城のF-4を思い浮かばせる超ローパスをぶちかます。
対空、対地攻撃のどちらもこなすマルチロールファイターっぷりを見せてくれた。
最後はギヤダウンして低速低高度でロックウイング。会場にご挨拶して築城基地に帰投。
PACAF F-16 デモチーム
Good morning, Ladies and Gentlemen!
三沢基地のPACAF F-16 Demo Teamのデモフライトの始まりだ。
ナレーションは、ラリーホッパー2等空尉
デモチームパイロットオースティンブラウン大尉
デモパイロットはオースティンブラウン大尉。コールサインはコード(CODE)
さっきまでニコニコと写真撮影やサインに応じてたのがキリッとクール!クールなキャプテンブラウンのクレイジーなデモフライトの始まりだ。
距離離陸はたったの330mでテイクオフ。
F-16の豪快なデモストレーション
引き起こして急上昇のキューバン8。あっという間に空の彼方へ。
4ポイントロールやナイフエッジなどブルーインパルスでおなじみの課目もF-16戦闘機だとスピード感が違う。
F-16の軽快な運動性能をクレイジーなまでに披露するCapt.ブラウン。
会場を通過するとレンズ上げっぱなしのバーティカルクライム。あっという間に遥か上空へ─。Capt.ブラウン、もう腕があがらないよ…。
グッズ販売のときに聞いたのがCapt.ブラウンはアフターバーナーが好き。どうやらその話はホントのようだ。
F-16デモチームの動画
クレイジーでクールなCapt.ブラウンのフライト。
F-16の性能を存分に発揮したスピード感あふれるデモフライト
デモフライトを終えたオースティン・ブラウン大尉。
クレイジーなフライトから想像できないニコニコな笑顔。魅了された観客は拍手喝采でキャプテンブラウンをお出迎え。
空挺団の空挺降下
空の神兵の出番。精鋭無比の第1空挺団の空挺降下だ。
今日は九州地区出身の精鋭36名がダイブ!
高度340m時速210kmで飛ぶC-1戦術輸送機から試験降下員が降下。
試験降下員は風の状態などを確認して後続の主力部隊が安全、正確に降下できるかを確認する重要な任務。パラシュートは空挺傘696MIというメイドインフランス。低高度からの降下に使われる。
続いて主力部隊が降下!降下!降下!降下!
BGMは空挺団の神曲「空の神兵」がヘビーローテーション
空挺隊員は空からの補給が続く限り任務を続け、たとえ補給が途絶えても自給自足、創意工夫で戦闘を続けるレンジャー達。第1空挺団は島嶼防衛の要なのだ。
今日は降下の展示だけど毎年、新年早々に行われる「降下始め」では第1空挺団の屈強さを存分に見れる。ストーリー性もあっておすすめのイベントです。
午前中の展示飛行はおしまい。格納庫を見に行こう。
新田原基地航空祭の地上展示
新型水上標的JAQ-1。
海面に投下すると自動で設置される水上標的。射爆撃訓練に使用して使用後は完全水没する。
完全武装した搭載したF-15J
花電車は2タイプ。人気のカエルファントムタイプ。
ガンタンク?こいつ、動くぞ。
PACAF F-16のメンバー
エプロンに人だかりができてると思ったらF-16デモチーム。
パイロットやクルーが総出でグッズを販売してた。
速攻、買いに行ったけどココで問題。
英語ってなんて言えばいいんだったっけ?またしても自分のページを検索する羽目に。
横田基地日米友好祭にいくとき知っておきたいことガイドで読み返す
あれ!?通訳さんがいるw。
コレとコレとコレとコレくださいで問題なかった。
太平洋空軍F-16戦闘機デモチームの20周年記念パッチなど無事購入。
デモチームのサイン会
ナイスツーミーユー!
ラリーホッパー二等空曹、ブレイクウェイント三等空曹、キャプテン・オースティンブラウン、エリケン・バーベーラ空士長、ベン・シマード三等空曹、キャプテン・クリストファーキャンベル。言葉の壁は分厚かったけどみんなフレンドリー。
なんで名前が判るのかって?みんなのネームタグがカタカナで書いてあったから!
会場BGM
会場を盛り上げたBGMのいくつかを紹介。
曲を聴きながら写真を振り返ると轟音が聞こえてくるかのようです。
Cherries were for eating / BRAHMAN
See off / BRAHMAN
Separate Ways / Journey
The Edge Of Glory / Lady Gaga
I Will Survive / Survivor
No Control / One Direction
新田原エアフェスタの調査報告
前日の予行と午後からのブルーインパルス編のブログ記事もあわせてごらんください。