首都圏最大級のイベント「入間基地航空祭」
首都圏最大級のイベント、入間基地航空祭にいってきた!
一昨年は22万人、昨年は空飛ぶ広報室の宣伝効果もあって32万人の人手。
今年も雨予報から一転、晴天になったことで恐ろしい人間航空祭の予感。
入間基地の最寄駅 稲荷山公園駅
8:00am 現着今!稲荷山公園駅に到着。
航空祭当日は入間基地側の臨時改札が朝8時くらいにオープン。臨時改札の先で金属探知と持ち物検査。クリアするとその先で基地ゲートが開くまで待機。
まだトイレは空いてるから早めに行っておくのがマル。どんどんひとが貯まっていくけどなかなかゲートが開かないからこの人だかり。
入間基地のゲートオープン
8:40am 基地ゲートオープン。
まずは踏切方面ゲートがオープンして福男がダッシュで走っていくのが見える。その後、すぐに臨時改札方面のゲートも開いて大人数の割には整然と進んでいく。
入間基地内にある外来者用の宿泊施設の入間INNも航空自衛隊の60周年記念塗装。
まずはメシ。一番近かった350円のうどんにしたが…。
ゆでが足りないし、ヌルしお味はイマイチ…。大盛り過ぎて困った…。残したい…。
エプロンは毎年のことだけどシートやイスにすでに最前列は満員で地蔵だらけ。
地上展示の機体がまともに撮れないのはなんとかしてほしいぞ。
オープニングフライトと飛行展示
赤白チェッカーのおしゃれなカラーリングの飛行点検隊YS-11FC(12-1160)とU-125(39-3042)がオープニングフライバイ。
U-125がカメラアップデートで滑走路の端から端をローパス、レリゴー!
カメラアップデートではゆっくりと飛んでるけど本気を出すと時速850km。北海道から沖縄(4300km)を5時間で往復できるのだ。
YS-11FCは飛行歴50年のベテラン。
もう自衛隊でしか見れない機体だけど飛行点検隊ではまだまだ活躍中!
飛行点検隊とは?
自衛隊で唯一の飛行点検隊で、陸自・海自・空自すべての航空保安施設を飛び回って安全をチェックしている部隊。
航空機が安全に空を飛べるのは飛行点検隊のおかげなのだ。
飛行点検隊をバッチリ説明してくれたナレーターは埼玉県出身の谷口ちあき二等空曹、とても聴きやすかった。
谷口2曹は、普段は飛行点検隊の航空機に搭乗して、無線航法装置などからの電波が正常か受信機でチェックするパネルオペレーターという任務をこなしている空飛ぶ国防女子!
シルバーインパルスの展示飛行
入間基地所属のT-4が展示飛行。
通称、シルバーインパルスのいぶし銀の展示飛行が始まった。
シルバーインパルスは平均年齢50歳のベテランパイロットで編成された入間基地航空祭の名物。ブルーインパルスとは違った熟練さが魅力の展示飛行を見せてくれる。
3機のT-4中等練習機がフォーメーションテイクオフ。
続いて2機のT-4中等練習機がテイクオフ。
せーの!
TACデパーチャー!
シャッターチャンスである。タンクの有無にも注目だ。
アローヘッド隊形
平均年齢50歳のベテランパイロットで編成されたシルバーインパルスはビシっと見事な編隊飛行。
ハンマーヘッド隊形。
あっというまに隊形を変換して次はハンマーヘッド隊形で航過していきます。
ブルーインパルスさながらの機動飛行もステキ。
翼をゆらゆらロックウイング。ギヤダウンしながらの高等技術!
CH-47JAチヌークショー
毎年恒例だったチヌークショーのMCペンタこと今井一尉は那覇基地に移動。
本年度からのナレーションは後任のペヤングオザキことオザキ三尉にバトンタッチ。
「祝空自」と「60周年」のデコレーション貨物(2t×2個)を鉄腕アトム1/12.5の力で軽々と吊り上げる。貨物だけじゃなく救助者・隊員などなんでも運んじゃう剛腕。
八の字旋回して挨拶。
ここで沖縄県のMCペンタさんからのお便り紹介でチヌークコールの引き継ぎ。
ペヤングオザキのかけ声で、お子様も親御さんも!彼氏も彼女も!航空ファンも献血マニアも!みんなで!
ペヤングオザキの今後のナレーションが楽しみである。
救難展示
救難展示で百里救難隊の U-125A 救難捜索機と UH-60J 救難ヘリがテイクオフ。
まじは飛行速度が速いU-125A 救難捜索機が遭難者を探します。
UH-60J 救難ヘリコプターが到着!
U-125Aの位置情報から遭難者の救助を開始します。
メディックがラペリングで降下。
軽く飛び降りてるように見えるけど実は結構高い。ビル4、5階の高さからロープ1本で飛びおりてあっという間に着地。腕力だけで降りてる豪腕細マッチョ達なのだ。
救難ヘリと救難捜索機はいつでも連係。
UH-60Jが救難活動しているときはU-125Aは周囲を旋回して百里救難隊との無線中継、周辺の天候チェックなどフォローしている。サバイバルキットの投下もU-125Aの仕事だ。
要救助者、救出!
C-1とU-4の展示飛行
入間基地所属の第2輸送航空隊 C-1とU-4が展示飛行。
BGMはGreen Day - Basket Case でノリノリ!
入間基地の名物、C-1の大編隊は気がついたらもうすぐそこに飛んでる。5機のC-1が傘型隊形で進入してくる圧巻の絵。
C-1とU-4の異機種編隊
デカいC-1輸送機と小さいU-4が並んでフライバイする異機種編隊
C-1のファンブレイク
本日の機動飛行の担当は、C-1輸送機がファンブレイク。
翼を60度もバンクさせて横切ると会場が沸き上がる。
エシュロン隊形
3機のC-1でエシュロン隊形で航過する迫力のあるフライバイ!
ギアダウンで着陸灯を点灯させてご挨拶。
陸自の空挺降下
陸自空挺降下は強風のため中止。
精鋭無比第1空挺団の男達にとっては、そよ風だけど空挺傘696MIは風任せ的なところもあるから、もしも観客席に降下すると危険だからね。
ハイスピード・ローパス
またまたやってきたC-1輸送機。
うっぷんを晴らすようにハイスピード・ローパスをぶちかます。
地上展示してるC-130Hの尾翼で隠れるくらい低っくい!
からのズーーームアップ!
人間航空祭
お昼になると入間基地のエプロンが…。
人間航空祭の装い本番!
歩き回れるスペースが無くなって地上展示はもう見れない。
午後のブルーインパルス編に続く。