IC-R6の周波数データをCSVにしてIC-R30に取り込めるか?
IC-R6の周波数データをCS-R6でCSVで出力して IC-R30 にそのままエクスポートしてみた。
周波数はインポートできるけどメモリネーム、VSCなどが反映されない。
CSVファイルを見比べるとフォーマットが全然違うからそりゃそーだ。
IC-R6 の CSV項目
全 17項目
CH No / Frequency / Dup / Offset / TS / Mode / AF Filter / ATT / Name / SKIP / TONE / TSQL / Frequency / DTCS Code / DTCS Polarity / Canceller / Canceller Frequency / VSC
IC-R30 の CSV項目
全 38項目
Group No / Group Name / CH No / Name / Frequency / Dup / Offset / TS / Mode / RF Gain / SKIP / TONE / TSQL Frequency / DTCS Code / DTCS Polarity / Canceller / Canceller Frequency / VSC / DV SQL / DV CSQL Code / P25 SQL / P25 NAC / dPMR SQL / dPMR Common ID / dPMR CC / dPMR Scrambler / dPMR Scrambler Key / NXDN SQL / NXDN RAN / NXDN Encryption / NXDN Encryption Key / DCR SQL / DCR UC / DCR Encryption / DCR Encryption Key / Position / Latitude / Longitude
デジタル対応やGPSデータなどかなり項目が増えてる。
IC-R6のCSVをIC-R30に流用する方法
チャンネル(CH No)や周波数(Frequency)、モード(Mode)などIC-R6にある項目はIC-R30にもあるけど項目が倍以上増えているし順番も違うからそのままコピペじゃ使えない。
これってエクセルでなんとかなるんじゃね?
IC-R30は周波数データのCSVファイルからインポート・エクスポートが可能ってことは…
(CS-R30を購入しなくても)簡単にデータの書き換えができそうだ。
そもそも macOSでは CS-R30 が動かない!!
ここはエクセルになんとかしてらもらおう。
エクセルでIC-R6データをIC-R30用にコンバート
IC-R30 のフォーマットに IC-R6 のデータを書き込むマクロをつくってみる。
こんな感じでコンバートというよりセルの入れ替えるだけ。
Worksheets(ICR30).Cells(縦, 3) = Worksheets(ICR6).Cells(縦, 1) '■ CH No Worksheets(ICR30).Cells(縦, 4) = Worksheets(ICR6).Cells(縦, 9) '■ Name Worksheets(ICR30).Cells(縦, 5) = Worksheets(ICR6).Cells(縦, 2) '■ Frequency
あっけなく、IC-R6 → IC-R30に変換するエクセル(CNV-R30)の完成!!
IC-R6でなかったGroup NoとGroup Nameなどを入力して保存したCSVをIC-R30のインポートで読み込めばばっちりデータ移行できる。
- IC-R6の項目ATT、AF FilterはIC-R30にないので除外
- IC-R30の項目RF Gainは、デフォルトの"RFG MAX"を代入
- Group NoとGroup Nameは空欄でもインポート可能。入力してからインポートが楽。
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