【エクセル】カーソルキーで罫線を上下左右に書くショートカット

今回のおしゃれエクセルは「罫線を引く／消す」マクロを紹介。
キーボードだけでセルの枠の好きなとことに罫線を引けるショートカットです。

Shift＋Ctrl＋カーソルーで罫線を書く
その他のオシャレエクセル

Shift＋Ctrl＋カーソルーで罫線を書く

エクセルで罫線を書くショートカットは、Ctrl+Shift+&
このショートカットだとセルの外枠の全部に罫線が描かれます。
また罫線の削除もCtrl+Shift+_では全部消えてしまいます。

罫線を書くときは上、下、左、右と好きなところだけに書くことが多いですが個別のショートカットはありません。マウスでカチカチ選ぶ or アクセスキーで何度もキーを押しています。

そこで書きたいところにだけパパッと罫線を書くショートカットを追加します。罫線が無ければ書いて、あったら消す便利なトグル方式で使いやすくしてみます。

「カーソルキーで罫線を書くショートカット」で便利になること

ひと押しで上下左右の好きなとことに罫線を書ける／消せる
ひと押しで複数セル

罫線のショートカットの使い方

選択しているセルの枠に罫線を書いたり消したりします。
セルの枠に罫線がなければ書いて、あったら消えます。選択しているセルの罫線が在り無しが混在しているときは、アクティブセルに従います。

Shift＋Ctrl＋矢印キー

ショートカットキー

上に罫線を書く／消す
　Shift＋Ctrl＋↑

下に罫線を書く／消す
　Shift＋Ctrl＋↓

左に罫線を書く／消す
Shift＋Ctrl＋←

右に罫線を書く／消す
Shift＋Ctrl＋→

罫線を全書き
Shift＋Ctrl＋Insert
上下左右の全てに罫線を書きます。

罫線を全消し
Shift＋Ctrl＋Delete
上下左右の全てに罫線を消します。

マクロコード

選択しているセルに罫線を引くマクロです。書く→消す→書くを繰り返します。
xlEdgeRight の Right を Top、Bottom、Left にすると上下左のそれぞれに罫線になります。

○に罫線を書く／消す
If Selection.Borders(xlEdgeRight).LineStyle = xlLineStyleNone Then
Selection.Borders(xlEdgeRight).LineStyle = xlContinuous
Else
Selection.Borders(xlEdgeRight).LineStyle = xlLineStyleNone
End If

全罫線　引き
Selection.Borders.LineStyle = xlContinuous

全罫線　消し
Selection.Borders.LineStyle = xlNone

ショートカットキーの定義

Workbook_Open に Application.OnKey でショートカットを割当てます。

上下左右に罫線を書く／消すと罫線を全書き／全消しのマクロをそれぞれのショートカットキーに定義しておきます。

Application.OnKey "+^{UP}", "上に罫線を書く／消す"
Application.OnKey "+^{DOWN}", "下に罫線を書く／消す"
Application.OnKey "+^{RIGHT}", "右に罫線を書く／消す"
Application.OnKey "+^{LEFT}", "左に罫線を書く／消す"
Application.OnKey "+^{INSERT}", "罫線を全書き"
Application.OnKey "+^{DELETE}", "罫線を全消し"

カスタマイズのポイント

Shift＋Ctrl＋矢印キーにしている理由は、自分が使いやすいから
線の太さも自分がよく使うから。

他のキーの方が使いやすかったり、太めの線がよければ自由に変えてみてください。
自分好みにカスタマイズしてあなただけのショートカットにしてみましょう。

例：border.Weight = xlMedium

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