オシャレエクセルの選択合体
複数のセルの文字を合体したい。誰もが一度は、考えたことのあるエクセルの処理のひとつです。
住所や氏名などセルごとにテキストが分かれているデータをパッパと結合したい。
少しのデータならコピペしちゃうけど行が増えると手間がかかってきます。テキストをまとめる方法は、数式の&(アンド)でくっつけたり、関数でまとめたり、メモ帳に貼り付けて編集したりいろんなやり方があるけど手軽に正確にしたい。
例えば、こんなシート。
住所がセルごとに分割されています。このくらいならコピペでいいけど、行が増えるとイヤになっちゃう。そんな作業を1クリックでひとつのセルに合体します。
機能仕様
合体したい文字(セル)範囲を選んでテキストを行ごとに左のセルにまとめるだけです。
- ドラッグで合体したい文字(セル)を選択して…。
- どーん!一番左のセルにテキストが合体します。
BとCの列は空白セルになります。
マクロコード(サンプル)
選択した範囲をループさせて、一番左のセルに行単位で値を結合させています。選択セルを全ループなので列を丸ごと選択すると激遅で固まった思うくらい時間がかかります。領域判定するなどマクロコードをアレンジしてみてください。
Set あ = Selection
ああ = あ.Cells(あ.Count).Column
For Each い In あ
え = い.Row
お = い.Column
For a = 1 To ああ - お
い.Value = ActiveSheet.Cells(え, お).Value & ActiveSheet.Cells(え, お + a).Value
ActiveSheet.Cells(え, お + a).Value = ""
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※ Excel2019 for macでも動作します。
使い方
セルを選択してマクロを実行すると行単位で左のセルにテキストが結合されます。
数式の場合は、見た目のまま結果の値がテキストとして合体します。
マクロで実行しているのでやり直し(Ctrl+Z)はできません。必要に応じで Undo 機能を搭載してください。
追加仕様のポイント
最低限のマクロコードなので使いやすくなるように仕様を追加してみてください。
- リボンに登録すればパッパと使いやすく
- 失敗したときのためにやり直し(Ctrl+Z)ができるように。
- 行を丸ごと選択したときの高速化
- エラー処理
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