土木の日イベント、浄土寺川ダムの中とJR北陸線の地下道路を探検

土木の日、日常の舞台裏 浄土寺川ダムの中とJR北陸線の地下道路を探検

ダムの中とJR線路の地下道路を探検

きょうのおとなの社会見学は土木の日記念イベント。

土木学会関西支部と福井県のコラボイベントに参加してきました。

お題は

「ダムの中とJR線路の地下道路を探検しよう!」

JR北陸線の地下道路の工事現場と浄土寺川ダムの監査廊を見学。

日常の舞台裏をおとなの社会見学!写真満載で調査報告します。

第一新出踏切の地下道路の工事現場

福井駅からバスに乗ってJR北陸線の地下道路の工事現場に向かって出発。

見学現場はJR北陸線の地下道路の工事現場は県道鯖江美山線の第一新出踏切。

現場の方が工事概要を説明してくれた。
工事概要の説明

工事概要の説明の後は早速、地下に潜入!

足場の板が一枚めくれてるとこが地下への入口。

工事現場で必須アイテムのヘルメットを装着して地下道路に潜入開始。

第一新出踏切 地下道路の入口

狭い階段を地下に降りていきます。
ヘルメットがあちこちにガツガツと当たります。被っててよかった!

第一新出踏切の地下へ続く狭い階段

地下に到着。
左が土留め、右が地下道路の躯体、正面が下りてきた階段です。
第一新出踏切の地下施設

地下の工事現場

中はコンクリートで3つの空洞の構造。
|歩道|車   道|歩道|となっていました。

写真の真ん中の広い空間が車道、脇に見える穴の開いてるコンクリートの脇が歩道になります。
第一新出踏切の地下空間

ここで詳しい工事内容の説明をうけます。
どうやらこの場所はコンクリートのデカイ躯体を押し込んで貫通させたみたい。スゴイ大技!

工事現場にはかかせない黒板。
きょうは「現場見学会」

現場見学会の看板

ポンプ室へっと書いてある小穴をくぐってみる。
ポンプ室へ続く穴

地下にあるポンプ室

ここがポンプ室の部屋。

地下施設は雨が降ると地下に水がどんどん貯まってしまいます。

貯まった水を外に汲み上げる必要があります。その雨を集めてポンプで地上にくみ出すための設備がここになるそうだ。

地下にあるポンプ室

第一新出踏切の工事現場

第一新出踏切の地下道路の工事現場は平成23年の開通に向けてみな頑張っていました。

JR線がバンバン走っている所の工事なので制約も多くてたいへんそう。

渋滞を解消するより事故がなくなることのほうが大切です。

現場スタッフの重みのある言葉が印象的でした。

なにかと叩かれることが多い公共事業。

公共事業には悪いイメージもあるけど実際は必要な公共事業こそ身近にある。

道路を当たりまえに安全に通れることを感謝したい。

砂と埃にまみれながら働く男達の城。

砂と埃にまみれながら働く男達の城

現場スタッフさんは休日にも関わらず素人がうろうろと危険のないように安全確保してくれていました。

つまらない質問攻めにも真摯に答えてくれて感謝です。さらにお土産まで頂いちゃいました。

これからの作業もご安全に!

浄土寺川ダムの見学

次の見学ポイントは浄土寺川(じょうどじがわ)ダム。

浄土寺川ダムは昨年できたばかりのルーキーダム。

重力式コンクリートダムで高さ72m、幅233mの三角形をしたダムで洪水の防止はもちろん、夏は田んぼ、冬は消流雪用水に使われるほか勝山市の水道水にもつかわれてるマルチな活躍のダム。

浄土寺川ダムは消流雪用水にも使われる全国に数例しかないレアダム

浄土寺川ダムの眺望

浄土寺川ダムの上からのぞき込む

うえから覗き込みむとコエェェェェ!
浄土寺川ダムの堤高は72mもあります。
浄土寺川ダムの上から見下ろす

ただいまの貯水量は40%くらい。
過去最高の貯水は試験通水のときだそう。
貯水量40%の状態

特別企画 浄土寺川ダムの監査廊を見学

土木の日の特別企画として監査廊というダムの内部に潜入。
コンクリート構造物の中にいる感が満々。外観とは違って通路はちょっと狭い
浄土寺川ダムの監査廊を見学

後ろを振り返ってもひたすら無機質な空間が続いています。
ひとりだとちょっと怖いかも。
浄土寺川ダムの監査廊

できたばかりなのでどこもピカピカである。
浄土寺川ダムの監査廊

堤体変形観測装置

地下2階にある堤体変形観測装置。
ピアノ線みたいのが張ってある装置ダムが傾いたり変形していないか常に監視しているそうだ。
浄土寺川ダムの堤体変形観測装置

制御盤室

奥にあった制御盤室には放流設備や凍結防止装置の操作盤が置かれている。
制御盤室の装置

ここから流れ出ているのが川を枯らさないための水。
ダムで川を塞き止めて枯らしてはいかんので常時水を流している。
以上で内部見学は終了。あー楽しかった!
川を枯らさないための水

浄土寺川ダムを下から見上げる

こんどはダムを下から見上げてみる。
でけー!ダムをこんな間近から見上げれるものレアな機会だった。
浄土寺川ダムを下から見上げる

メンテ通路も(ちょっとだけ)上りたかったな。絶対コワイ。
浄土寺川ダムのメンテ通路

浄土寺川ダムの放流

浄土寺川ダムの放流を撮影。

普段はここまで入れない今日だけの特別なビューポイント。
放流口は2つあり夏場は下段、冬期は上段から放流するそうだ。明日(11月1日)から上段になります。

ドドーーーッ!!って放流されとおもったら地味め。
見学者がいるからだと思ったけど普段もこのくらいの放流だそう。
浄土寺川ダムの放流

土木の日記念イベント

主催の土木学会関西支部と福井県都市整備課のスタッフはどなたも説明が分かりやすくよく理解できました。

土木学会のスタッフは大阪から案内に参加。
しかも、みな今日一日ボランティアで案内してくれたそうです。

土木事業や公共事業と聞くと悪っぽいイメージがあるけど見学会を通じてみると土木はスゴイと実感。工事現場って大変過ぎっ、こんなツライ仕事してんのかよ。実は超正義なんじゃん!どうもありがとう!ってなります。

工事現場や土木現場は普段、見学することができませんが土木学会では毎年、イベントを開催しているので興味を持ったら参加してみましょう。

今まで見たことなくてもう見れない景色をみることができます。
現場見学会を企画してくれた土木学会関西支部に感謝です。

浄土寺川ダム利水放流設備の看板

関連情報の紹介-外部リンク

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