護衛艦DD-105『いなづま』に乗艦。艦内もばっちりみてきた。横須賀一般公開

海上自衛隊 JMSDF

護衛艦DD-105『いなづま』は、むらさめ型護衛艦の5番艦。名前からしてカッコいい。
三菱重工業長崎造船所でつくられて広島の呉が母港だ。インド洋とかソマリア沖など海外派遣が多い艦船。

『いなづま』は艦橋も公開してくれているので順番待ちの行列に並ぶ。ゆっくり待っている間も甲板だけの公開だと気がつかないチャフと銃架がすぐ脇で見れて待っていても飽きない。


満艦飾を掲げていても旗があった。
4色のカラーリングのおしゃれフラッグは「Z旗」という。アルファベット最後のゼットなので「後がない。頑張ろうぜ!」といった勝利祈願の意味を持つ。
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最近は、たくさんの護衛艦の艦橋をみたけど違いがわかんない!
レーダーや操舵とかいろいろとあるんだけど同じに見える。イージス艦だからデジタルブリッジってこともなかったし小さいから作りがしょぼいってこともない。

『いなづま』の艦長のイスは赤青色。二等海佐が艦長。

この護衛艦もだけど船の窓って意外と小さくて眺めは悪い。ホワイトベースみたいに広々とした窓の船は見たことない。
それでも窓から見える満艦飾(まんかんしょく)がキレイ。満艦飾ってのは艦首からマストを通して艦尾まで旗を掲揚して祝意を表している。色々と決まりがあって朝八時から日没まで。信号旗は適当に飾ってるんじゃなくてきちんと順序がある。
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沖には補給艦『ましゅう』 満載排水量は、あのひゅうが型を余裕でぶち抜く25,000tのハイパワーな補給艦。ミッションの成功を鍵を握るのは補給物資があってこそ。

さらには、自衛艦のなかで最も高度な医療設備が完備されていて有事の際には病院船としての活躍も期待できる。今度、公開してくれないかな。
海上自衛隊の補給艦の艦名は「貯めた水などを供給する」ことから湖の名前が用いられる。ちょっとセンスいいではないか。
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自衛官も双眼鏡にぞっこん。


艦内の通路は広めで壁には配管やなんかのスイッチがたくさん。

消防服もあった。


CIC室やソナー室、射撃レーダー機器室など重要を横目に進んでいく。
扉にはそれぞれ「X」「Y」「Z」と印が書いてあった。これは閉鎖標識といってどんなときに閉めておくかを示しているそうだ。Xは常時閉、Yは航海中は閉、Zは戦闘中は閉となる。


『いなづま』でもガスタービン制御室をみれた。
モニタの表示はレトロな感じだ。制御している自衛官に使い心地を聞いてみると、実際の運転時は、モニタだと見たい画面にいちいち切替える手間があるから固定メータの方がいいといっていた。

アナログ感満載。


観艦式前の艦艇一般公開はいろんな護衛艦を見れた。呉や佐世保が母港の艦船はなかなか見る機会がないからラッキーだったぜ。見に行ってみると自衛官のひとはサービス満点で楽しいぞ。

自衛隊ってなんかコワい。とっつきにくい…。って人は、一般公開があったら一度見に行ってみるといいぞ。いってみると自衛官はミサイルで国を守るより、その鉄腕で災害の救援をしてくれるヒーローだったんだと判る。親しみやすさは、海上>航空>陸上の順番だ。親しみやすさは、客層の問題なのだ。どの自衛官もよく接してくれるのだが、航空と陸上は客層のマニア度が高いからドン引きすることも。

さて、夜を待って『艦船一望。ヨコスカで海上自衛隊の電灯艦飾』を見に行こう。