- 木更航空祭 陸自ヘリの大編隊と充実の地上展示
- 千葉 衛 (ちば まもる)
- CH-47『チヌーク』ボーイング・ヘリコプター社
- 陸上自衛隊『AH-64D アパッチ』富士重工
- 警視庁『A109E』パワーアグスタ社
- 千葉市消防局航空隊『ドーファン』ユーロコプタ―社
- 海上保安庁から「みずなぎ」
- 航空自衛隊 C-1輸送機
- 防衛省仕様 YS-11
- ヘリコプターの展示飛行
- 連絡輸送機 LR1(三菱重工)
- 連絡輸送機 LR2(レイセオン・エアクラフト社)
- CH-47『チヌーク』の訓練展示
- 特別輸送ヘリコプターEC-225LP『シュペルピューマ』ユーロコプター社
- OH-6D『カイユース』川崎重工業
- AH-1S『コブラ』ベル・エアクラフト社
- 落下傘降下訓練展示
- 地上掃射
- ファスト・ロープ降下、離脱
- 装甲車
- 格納庫の車両展示
- 木更津航空祭まとめ
木更航空祭 陸自ヘリの大編隊と充実の地上展示
海上自衛隊が観艦式で盛り上がっているけど陸上自衛隊も見逃せません。
陸上自衛隊木更津駐屯地で開催された木更津航空祭をレポートします。
輸送ヘリコプター群の大型ヘリCH-47、UH-60JA・OH-6D、特別輸送ヘリコプター隊のEC-225LP、対戦車ヘリコプター隊のAH-64D、AH-1S、OH-1といろんなヘリコプターが空を埋め尽くした航空祭を見学してきました。
背景が製鉄所というのも木更津航空祭ならではのビュー
地上展示は陸上自衛隊のヘリコプターだけでなくて、警視庁や消防庁などからも参加していて見応えがあった。
千葉 衛 (ちば まもる)
自衛隊千葉地方協力本部イメージキャラクター『千葉3兄弟』の千葉 衛が歓迎してくれた。あれ?二人?
CH-47『チヌーク』ボーイング・ヘリコプター社
陸自の大型輸送ヘリコプターCH-47。
阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災などの大規模災害で空からの救助支援に活躍した機体。
空中機動作戦には抜群の働きをするベストセラーなヘリコプター。前部ローターは左回りで後部ローターは右回りするらしい。
CH-47チヌークのコクピットも撮影OK。アナログとデジタルが混在していた。
陸上自衛隊『AH-64D アパッチ』富士重工
最強の戦闘ヘリコプター。
実はアパッチと後で気がついたらサラッと写真を撮っただけ…。もっとよくみとばよかったよ。失敗した…。
警視庁『A109E』パワーアグスタ社
警視庁航空隊のヘリコプター。イタリア製の双発ヘリでたくさんの県警で運用されてる。
千葉市消防局航空隊『ドーファン』ユーロコプタ―社
消防は伝統的にフランス製のヘリを導入しているみたい。
フランスのヘリはローター(プロペラ)が時計回りに回る。(米国製は半時計回り)
海上保安庁から「みずなぎ」
ヘリだけでなく飛行機も展示。
海上保安庁から「みずなぎ」が飛んできた。羽田航空基地所属のボンバル300型機だ。
自衛官や海保に質問すると「こてーよく」とか「かいてんよく」ってよく言われるんだけど、どうやら空飛ぶ乗り物は、翼の種類によって「固定翼」「回転翼」と呼ぶようだ。覚えておこう。
海上保安庁から「みずなぎ」とマスコットキャラクターのうみまる
航空自衛隊 C-1輸送機
航空自衛隊のC-1。
朝、入間基地から飛んできて着陸シーンをみんなでバシャバシャ撮影
防衛省仕様 YS-11
ヘリコプターの展示飛行
展示飛行が開始!ぞくぞくと20数機のヘリコプターが離陸していく。思ったほど騒音もないし風もすごくない。
あっという間に空はヘリだらけ
連絡輸送機 LR1(三菱重工)
固定翼の連絡輸送機 LR1(三菱重工)が離陸していく。
LR1 連絡輸送機は老朽化によって退役が進んでいているそうだ。
連絡輸送機 LR2(レイセオン・エアクラフト社)
LR2(レイセオン・エアクラフト社)の離陸。LR1の後継機になります。
新旧の機体を同時にみれるのはあとわずか。
CH-47『チヌーク』の訓練展示
これから訓練展示。ヘリコプターがどんな機動を見せてくれるが楽しみだ。
さっそくCH-47『チヌーク』の見せ場。水のはいった巨大バケツを吊り下げてきて…
バッシャー!巨大バケツから水をぶちまける空中消火!
巨大バケツからの消化活動は森林火災などで活躍する。水は川やダムで汲み上げるみたい。
車両も軽々と吊り上げる能力。災害派遣時には頼もしい働きを見せてくれそう。
特別輸送ヘリコプターEC-225LP『シュペルピューマ』ユーロコプター社
シュペルピューマMk II+は特別な要人の輸送任務向けに保有している機体。
総理大臣や大臣が駐屯地を視察するときなどに使われる。
OH-6D『カイユース』川崎重工業
小型の観測ヘリコプター。分解して運ぶこともできるみたい
AH-1S『コブラ』ベル・エアクラフト社
前座は射手、後席が操縦席という配置。
正面から見るとスレンダーなボディ。対戦車ヘリコプターなので地上からの砲撃を避けるために細くなってる。
落下傘降下訓練展示
まるで会社に出勤するかのようにヘリから降下。流れるような動作で違和感を感じない。そしてエレガントに着地。お見事! 日頃から厳しい訓練してんだろう。
陸自の丸形パラシュート
地上掃射
凄い機動でやってきたかと思ったらバババババーッっと地上掃射。びっくりしたー!
機銃掃射で降下地点の確保する
つーか、ヘリがあんな機動でしてるのに扉全開で身を乗り出してる隊員は余裕な面持ち。
ファスト・ロープ降下、離脱
CH-47チヌークからロープで降下。扉開けっ放しで飛んでるけど結構、高度あるよ?
なかにいる自衛官もふつーにしてる。この後ロープとたらして地上にさっさと降りていった。
地上に降りてきて任務をこなしたら離脱。
ぶどうのようにヘリに吊られて脱出する陸上自衛隊員…。こんな格好していても油断せず構えてる。
なんつーか、いちいちストロング過ぎる!マジ頼もしい。
装甲車
午後からの体験乗車に備えてスタンバイ。抽選券会場にはたくさんの人が並んでいた。
格納庫の車両展示
格納庫の中では車両も展示してある。
96式装輪装甲車はコンバットタイヤを装着した車両で高速機動に優れた人員輸送車両であります。
除染車は、放射能物質、有毒化学剤、生物剤での汚染を前後のスプレーガンで除染できる車両なのであります。
木更津航空祭まとめ
展示飛行、訓練展示は午前中で終了。
午後からはヘリ搭乗体験、軽装甲車、高機動車の搭乗体験など体験イベント。
地上展示は一日見ていても時間が足りないくらいの充実感。
毎年、この時期に開催される航空祭は派手な宣伝がないためか地元のひとが多い感じでアットホームな感じ。駐車場もあるしアクセスはいいから次回はゆっくり来たい。