三池炭鉱 宮原坑・万田坑の一般公開 当時のままの炭鉱遺産を見学してきた

三池炭鉱 宮原坑・万田坑の一般公開 当時のままの炭鉱遺産|九州の近代化遺産

大牟田・荒尾 三池炭鉱の遺産の一般公開

大牟田・荒尾の炭坑遺産が近代化遺産の日のイベントで一般公開。
世界遺産の暫定登録リストに登録されて盛り上がっている。

イベントの当日は周辺の近代化遺産を巡るシャトルバスが運行。
前回見に行った時はチャリンコを漕ぎまくってヘトヘトだったのでバスは助かる。

三池炭鉱 宮原坑の一般公開

大牟田駅前からシャトルバスに乗り込みまずは宮原(みやのはら)炭坑に向います。宮原坑には巻揚機室と立抗櫓と社宅が現存しています。
三池炭鉱 宮原坑の立抗櫓

今回は社宅も一般公開されるとあって必見。社宅の中では写真展が開催されていた。
三池炭鉱 宮原坑の社宅

社宅の中から立坑櫓が見える絶景ビュー社宅の中から見た宮原坑の立坑櫓

立坑櫓は色を塗り直されてぴかぴかになっていた。宮原坑の色を塗り直された立坑櫓

櫓の下をのぞくとコンクリートでしっかりと閉坑されている。
細い管は地下にガスが溜まったりしていないか監視するための穴。閉坑されている宮原坑

三池炭鉱 宮原坑の巻揚機室

前回、見に来たときは屋根がヤバイ状態だったりしたけど直っていた。
キレイに整備されていて今後もしっかり保存されるようで安心。

大きな巻揚機もしっかりと現存しています。三池炭鉱 宮原坑の巻揚機

宮原1号線、宮原2号線の電源系統を入切するスイッチ。

宮原立坑 巻揚機運転手心得

巻揚機を操作する運転手への心得が掲示されています。

宮原立坑 巻揚機運転手心得

屋外には地下へ鉱員を運んだケージが展示。

石炭を運んだトロッコもありました。

三池炭鉱 宮原坑の見学情報

以前は予約制の公開だったけど今は毎月第3週4週の土曜日に公開。
見逃した近代化遺産好きの人は尋ねてみよう。
詳しくは宮原坑跡 - 大牟田の近代化産業遺産ホームページに書いてあります。

三池炭鉱 万田坑の一般公開

旧万田坑は炭鉱の施設とそれに伴う設備関係がいい状態で現存しています。
第二竪坑巻揚機では外国製の機械や三池製作所製の巻揚機をほぼ当時の状態で見ることができます。

シャトルバスに乗り込み万田坑へ。
万田坑は炭坑遺産がまるごと残っている見ごたえのある近代化遺産。
三池炭鉱 万田坑

万田第二坑

今にも落っこちそうな木、コンクリートの壁についた苔、地上からの光が廃墟感をより一層演出する。万田第二坑

万田坑で趣のある場所なのでバシャバシャと写真と撮っているとガイドさんがここも整備されるから撮っておくなら今のうちだよと教えてくれた。特別に一歩奥の撮影もさせてもらえた。

2009年3月には朽ちている木材を撤去したり見学向けの環境にするそうです。

世界遺産を目指すにはいろんな整備が必要らしい。
ペンキ塗って真新しい近代化遺産にしてしまうのはどうかとおもうけど
今の姿をなくしてしまうことを「もったいない」言うのは学者と写真家だけみたい。

深さ254mの第一立抗跡

最高に超ド級のポイントがココ。深さ254mの第一立抗跡。

通常は探鉱が閉坑すると立抗は埋めるか閉めちゃうかします。

しかしこの第一立抗跡は上に金網こそあるけど穴が開いたままになっていて下が覗き込める。
立坑の深さ254mとはランドマークタワーとほぼ同じ高さ!!(実際は水が50m溜まっていている。)

高いとこがニガテな俺には気が遠くなるような高さ…。腰を引けてながらの撮った手ぶれショットがコレ。
万田抗の深さ254mの第一立抗跡
この網の上を子ども達はへーきで走り回っていた。あんた勇者だよ。

地元TV局のクルーも取材に来てました。
地元TV局のクルー

万田坑は電気室、浴場、事務所などみどころ溢れる近代化遺産。
どれもフォトジェニックで一日、撮影していても飽きない。
万田坑の巻上機

世界遺産の暫定登録になったので今後は整備されていきます。

ありのままの姿をみるには早めに見学へ行くことをオススメします。
最後に撮れてよかったです。

万田坑を見学するには?

万田坑ステーションで入場券を購入すると万田坑跡を見学できます。

荒尾市のホームページ 万田坑の見学について にも情報があります。

施設情報
  • 入館料:万田坑跡:大人410円
  • 開館時間: 9時30分~17時(入場 16時30分)
  • 休館日:月曜日、年末年始

 

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