UR都市機構 高幡台団地の73号棟を解体前に見てきた。黄色いタオルは団結の証

団地景観

東京都日野市にあるUR高幡台団地 73号棟

耐震強度不足を理由に解体計画が進められている73号棟。
UR高幡台団地のなかで唯一、エレベーターが設置されている高層団地が73号棟。

 

遠くからでも一目でわかる存在感のある巨大な高層団地が73号棟。

高幡団地案内図

高幡団地は賃貸と分譲で構成されてる。道を挟んて濃い緑が賃貸住宅、薄い緑が分譲住宅になっている。賃貸住宅は住棟が弧を描くように配置されていて起伏が激しく変化に富んでいて面白い。本日のターゲットはど真ん中にある大きなクリーム色の73番。

73号棟はほとんどの住民が退去していてURの取り壊しに反対しているわずかな住民が住んでいる。ベランダでひと際目立っている黄色いタオルは住み続けたい住民の団結の気持ちと存続を願う証だ。

一階には、かつて美容室やクリーニング屋といった商店街もあったようだ。現在はすべてシャッターが降ろされて一店舗も営業していなかった。

独特な形のエントランス。今はくぐる人も殆どいない。

11階建各階25戸の合計250戸で1階は店舗スペースになっていたようだ。
このパネルを見るととても多くの人が暮らしていた団地だったことが伺える。

エレベータは左右で停止階が違うスキップ方式。
多くの人が住んでいる巨大団地では効率よくエレベータ動かすために工夫がされていた。

高台に建つ高層団地なので眺望は抜群。

たくさんの住戸はあるけど静まり返っている。

耐震に問題があると言われている73号棟だけど見た目はコンクリートもしっかりしていた。
団地の共有部分もキレイに片付けられていてまったく散らかってない。今も住んでる住民たちが大切に使っているんだろうと思った。

すぐ近くにある百草団地も見える。

 

耐震に問題があるとされて2008年に解体が決まったUR高幡台団地73号棟。
住民の反対がある中、2014年09月から解体工事が開始された。

さらばUR高幡台団地73号棟。

 

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