都市防災、東京ファイヤーウォール『都営白鬚東アパート』が10万人を火災からガード

団地景観

東京ファイヤーウォール『白鬚(しらひげ)団地』

都営白鬚(しらひげ)東アパートとは墨田区の北端に位置して東を荒川、西を隅田川に囲まれた白鬚東地区は 13階建ての高層住宅がズラリと並び公園や住宅、病院などが一体となっているメガ団地。
この地域は、震災のときに大規模な火災が想定されていて東白鬚公園は10万人を火災から守る避難広場になる。大規模火災が発生したときには高さ約40m、長さ約1kmのファイヤーウォール「白鬚団地」が身を呈して避難広場を火の手から守ってくれるのだ。

 

江東デルタ地帯は荒川と隅田川に挟まれた地域で逃げるために橋を渡る必要がある。橋が少ない上に木造密集住宅地になっているために地震による火災発生では大きな被害が予想されている。東白鬚公園に避難してきた住民を大規模火災から守ってくれるのが都営白鬚東アパートなのだ。

団地景観

なんとなくホワイトベースを思わせる横顔。

白鬚団地の見どころ「鐘淵門」


5階部分までぶち抜かれた巨大な扉。
この鉄扉が閉じられて炎を遮断する。

 

こっちはディフェンス側。
1階から13階まで炎を完全に遮断する防火シャッターが備え付けられている。
5階だけは各棟共通で赤色のシャッターになっている。大火災は発生したときには対策本部を設置する拠点フロアになっていて広めの構造なっているそうだ。

変わって東白髭公園側。こっちが逃げ込む側の東白髭公園。約10万人(!)を避難させることが出来るそうだ。

防災公園と言ってもふつーな感じだと思ったらなんかついてる?
ズームアップで見ると「放水銃」
避難地域を放水できるようになっているようだ。団地に放水ガン、防災公園は伊達じゃない。

団地の上には赤いアンテナ、通信設備まで備わっている。
ちなみにその下は備蓄倉庫になっていて8万人が1週間すごせる備えがあるようだ。予習しないで見たので帰ってから見損ねたり撮り損ねた箇所が多々。

鉄壁の防災団地『白鬚団地』は再び訪れねばなるまい。

都営白鬚東アパート案内図

 

 

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