フォントの色を変える
ショートカットは存在しはない。
そこで今回、紹介するおしゃれエクセルは、
フォントと塗りつぶしの
色替えショートカット!
操作することが多いのになぜかエクセルの標準でショートカットがない。
無いなら作る!フォントの色を1発で替えるショートカットキーをマクロで作ってみます。
フォント色と塗りつぶしの色をショートカットで色替え
エクセルでよくする操作が「フォント色」と「塗りつぶしの色」です。数えてないけど毎日、何度も何度も何度もしている操作です。
どのように色変えをしているかというときっとマウスで操作。
キーボードからマウスに持ち替えて色を変えたら、またキーボードで打ち始める…。ぐぬぬぬ
ただ色を変えるだけなのにもっと手早くできないのか?
効率重視でショーカット派のあなたは、エクセルでフォントの色替えショートカットキーを探したはずです。出てきた答えは、ALT → H → H → カーソルで選ぶという絶望的なキーコンビネーションが必要なことを知ってマウス操作に甘んじています。
キーボードで何とかしたい!
エクセルで色を変えるときのオペレーション
まずはいつも、エクセルで色を変えるときのオペレーションのステップはどうでしょうか?
- キーボードからマウスに持ち替える
- フォント( or 塗りつぶし)の色をクリック
- パレットの中(テーマの色)から色選ぶ
- キーボードに戻る
- カタカタ打ち始める
秒もかからないオペレーションですが5つもステップをかけています。1日に何度も!
もしキーボードから手を放すことなく1ステップで色替えできれば楽なのに…。
そんなあなたに「フォント色」と「塗りつぶしの色」を瞬時に変更できるマクロを紹介します。
フォントと塗りつぶしの色をトグル動作させる
文字の色だけ変えるよりもセルの背景色も変えるショートカットキーがあると便利です。
RGB 3色マクロ(サンプル)のDL:オシャレエクセル
赤色のショートカット・キーのマクロ動作はレッドのRです。
SHIFT + Ctrl + R
①色変えしたい文字(セル)を選択します。
②ショートカットキーを押すと、選択した文字が赤色になります。
③もう一回、ショートカットキーを押すとセルを赤色で塗りつぶします。
④さらにショートカットキー押すと①に戻ります。
緑色にするショートカット・キーは想像通り、グリーンのG
SHIFT + Ctrl + G
①離れているセルも問題ないです。選択して
②ショートカット・キーで緑色になります。
③さらに押すとセルを緑色で塗りつぶします。
動画で説明
色替えマクロの仕様
文字やセルの色替えをするだけなら「マクロの記録」を使うことで簡単に自動化処理を作ることができます。
色を変更する作業を記録するだけで1ステップで色替えできるマクロの出来上がり。実行すれば色替えができるようになります。
が!まったく実用的ではありません。
なぜなら、記録したマクロを動かす操作よりマウスで色替えしたほうが簡単で早いからです。
そこでマウスよりも早くて便利にフォントの色変えをするにはショートカットキーが断然、便利です。初めからあったような使い心地を目指します。
①文字色を赤 ②背景色を赤 ③文字色を黒(元に戻る) ①文字色を赤…
さらにショートカットを押すごとに、文字色→背景色がぐるぐると色替えを繰り返す動作にします。
直感的に使いこなせるショートカットキーの割当て
どのキーでもいいんじゃん?と思いがちですがキーの割り当ては重要なポイントです。
どんなに良い機能でも「どうだったっけ?」と操作に悩むならマウスで色替えした方が早くなってしまいます。
直感的に使いこなせる方法として、赤ならR(=Red)、青ならB(=Blue)とカラーの頭文字をショートカットに割当てるとしっくりきます。
偶然なことに多くのカラーを重複することなく割り当てるられる有効な手段です。
ショートカットで色替するマクロの例(赤色)
赤色用のマクロコードを紹介します。
Sub 赤色()
On Error Resume Next
If Selection.Font.ColorIndex <> 3 And Selection.Interior.ColorIndex = xlNone Then
Selection.Font.ColorIndex = 3
Selection.Interior.ColorIndex = xlNone
ElseIf Selection.Font.ColorIndex = 3 Then
Selection.Font.ColorIndex = 1
Selection.Interior.ColorIndex = 3
ElseIf Selection.Interior.ColorIndex = 3 Then
Selection.Interior.ColorIndex = xlNone
Selection.Font.ColorIndex = 0
ElseIf Selection.Font.ColorIndex <> 3 Or Selection.Interior.ColorIndex <> 3 Then
Selection.Interior.ColorIndex = xlNone
Selection.Font.ColorIndex = 0
End If
End Sub
カスタマイズのポイント
マクロのコードにある「3」という数字がポイントです。
この数字は色指定のコードで赤(=3)を示しています。黒(=0)です。
数字を変えることで自由に好きな色に替えることができます。
たとえば、ブルーの色替えを追加するには、丸ごとコピペしてマクロの名前を、Sub 赤色()→Sub 青色()にします。あとは、3を5に替えば青色のマクロのできあがりです。
よく使用するカラーのコードを追加して自由にカスタマイズしてみてください。こちらのサイトで色コードをまとめてくれています。
ショートカットの定義
キーコンビネーションは SHIFT + Ctrl + 〇 としています。
自分で追加するマクロのショートカットを Ctrl+Shift+〇 とコンビネーションを統一しておくことで新しいマクロが増えたときもすぐに馴染めます。
〇は自由に決めることができます。
覚えやすい定義の例
色の頭文字にすると覚えやすいです。また、数字にしても使いやすいです。
SHIFT + Ctrl + R レッド
SHIFT + Ctrl + G グリーン
SHIFT + Ctrl + B ブルー
SHIFT + Ctrl + C シアン
SHIFT + Ctrl + Y イエロー
SHIFT + Ctrl + K クロ
ショートカットキーを割付るコード
ショートカットのマクロはエクセルブックを開いたときに自動的に登録されるようにWorkbook_Openに記述すると便利です。
Private Sub Workbook_Open()
Application.OnKey "+^{R}", "赤色"
Application.OnKey "+^{G}", "緑色"
Application.OnKey "+^{B}", "青色"
…
End Sub
あなたに使いやすくなるポイント
分かりやすく・使いやすくと言ってきましたが、あなたには使いにくいかもしれません。
そんなときはショートカットの割当てをあなた好みにカスタマイズしましょう。
数字にしたり Shift + ALT + 〇 にしたりとあなた流のおしゃれエクセルに仕上げてください。
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