東京消防庁っぽい丸ゴシックフォント
消防車に書いてある文字。
読みやすくてカワイイ感じもある丸ゴシック体で「東京消防庁 消防救助機動部隊 9-R 救助車」と書いてあるフォントを調査します。
東京消防庁の消防車のフォント
実際に消防車に書いてある文字を見てみます。
東京消防庁ハイパーレスキュー隊の一般公開で撮影した消防車のフォントをキリトリった写真。
東京消防庁 消防救助機動部隊 8-PS2 の書体をジッと見ると…。
スーラじゃね?
フォントワークスの丸ゴシック「スーラ」が似てる感じ。
東京消防庁とスーラを比較
写真にフォトショップで打ち込んだスーラのフォントを漢字・数字・アルファベットで比べてみます。
東京消防庁の漢字を比較
上か消防車のリアル文字で、下がスーラのフォント。見比べると救助の「救」、部隊の「隊」がちょっと違うけど、ほぼ同じかも。
数字・アルファベットを比較①
左の 8-R2 救助車が写真からのリアル文字で右がスーラ。んーー、スーラの数字とアルファベットがやや狭い感。
数字・アルファベットを比較②
もしかして全角?半角打ちしたスーラを全角にしてみるとぴったりじゃないか!
数字とアルファベットを全角にするとばっちりになります。
スーラで消防風に!
東京消防庁風になるフォントはスーラで決まり!
その他にも、全国の消防組合の消防車両等の標示に関する要綱だと、
文字書体は丸文字ゴシック体とし、左書きで標示する。
と丸文字ゴシック体が指定されていることが多いです。丸文字ゴシック体=スーラとは指定されていません。
スーラ(Seurat)とは?
スーラ(Seurat)はフォントワークスが丸ゴシック体のフォントで1990年にMacintosh用DTPフォントとした発売されました。
スーラは、丸ゴシック体のメジャー書体でバス方向幕や案内表示板などいたるところで目にします。
書体名「スーラ」はフランスの画家、ジョルジュ・スーラにちなんで名付けられたものです。
スーラを使いたい
スーラは、フォントワークスのサービスの他に、アドビフォントでも提供されています。
消防車の色は?
あわせて、消防車の色についても追加調査してみました。
消防車の色は赤のイメージですが、規定としては、道路運送車両の保安基準の第四十九条 第2項に
緊急自動車は、当該自動車が緊急自動車であることを他の交通に示すことができるものとして、車体の塗色に関し告示で定める基準に適合しなければならない。
と「朱色」と規定されていますがやっぱり、消防=赤な感じです。