特別塗装機(通称:スペマ)を撮影したい
スペマとは応援キャンペーンや創立記念、イベントの宣伝などを特別に塗装した飛行機のこと。
特別塗装機、ラッピング機、特別デザイン機なども呼ばれる。
スペシャルな飛行機なのでたった1機だけの塗装機だったり滅多に日本に飛んでこない海外エアラインのスペマだったりとレア度も様々。そんなスペマ機を見るためノウハウを説明しよう。
どんな特別塗装機があるのかまずはググる
気になるスペマ機があったら空港に行く前にまずは情報を集め。
エアラインのニュースリリースなどにいろいろと書いてあるのでどんな特別塗装機があるかまずはGoogleで検索してみる。ところがイマイチの情報しかでてこない、、。
特別塗装機は期間が限定されているのでもう塗装が塗り直されてしまって期間が終わっていたりと確度が低い情報も混じっているので情報の見極めが必要になる。
航空会社のプレスリリース
特別塗装機が運行されるには航空会社のプレスリリースで正式発表されるのでために見ておきたい。
スペマ情報で集める3つの情報
- 機体番号(レジストレーションナンバー)
レジといわれる特別塗装機の飛来情報を探すための最重要情報。見つけたらメモしておこう。
日本の機体ならJA○○○○という感じの番号。ニュースサイトに書いてあることも多い。
ファンが撮影した写真から読めることもある。 - 運行路線
運行路線が決まっている特別塗装機はこの空港〜空港で飛ぶのかを確認する。
新千歳〜羽田、那覇〜羽田、新千歳〜伊丹など多くの旅客にアピールできるような主要路線が鉄板。
残念だけど路線じゃないとほぼ見ることはできない。激レアだけど機材変更で飛んでくれることもあるかもしれない!? 海外エアラインの特別塗装機はいろんな機材が飛んでくるのでレア度は高め。 - 運行期間
スペマ機が飛んでいる期間。
プロモーションの期間が終わると特別塗装が通常塗装に戻っちゃうので早めに撮っておきたい。
オリンピックやW杯の応援スペマ機が大会終了してもずっと飛んでいたら変だからね。
就航してから日が浅いとコアなマニアが鼻息荒く撮影ポイントで地蔵化してることが多いけど目新しさが落ち着いてくると気軽にみれる。
運行終了が近くなるとまたマニアの鼻息が荒くなってくるから程々のときに見に行くのがおすすめ。
新鮮な情報を調べるならツイッター
鮮度の高い情報はツイッター。
エアラインや空港のアカウントをフォローしておくと航空機の飛来情報を教えてくれる。航空情報をリアルタイムで知りたいひとは気になるエアラインのアカウントをフォロー。

特別な飛行機の飛来情報をツイートしてくれるアカウントも有効なソース。
航空情報 AirPlaneInformation(@APInfo_bot)
フォローしたらやたらとツイートが多くてノイズ情報ばかり。TLが埋まっちゃうほど情報はいらなん。
そんなキミはツイート検索してみよう。航空ファンは情報をツイートすることが多いので「スペマ」で検索するのもいい方法。マニア度が上がるほどよりレアな独特の隠語で呟きがちなので検索ワードは工夫したい。
機体番号を見つけたらツイッターで検索。
ファンの投稿した写真で 今もスペマ になっているかを確認しておこう。
スペマに限らずにいい情報を教えてくれる航空ファンのアカウントを見つけたらフォローしておきたい。
機体番号から飛来情報を探す
機体番号がわかれば飛来情報を探すだけ。
探さなくてもエアラインのホームページで特別塗装機の運行スケジュールを掲載しているときもあるからチェックしてみよう。
飛来情報は FlightAware を活用しよう。
FlightAwareで機体番号で検索するとアクティビティログから運行の傾向がわかるので飛んできそうなタイミングを見計ってみよう。
スペマはイマドコ?
特別塗装機が今どこを飛んでいるは航空ファンの必須アプリ Flightrader24 をスマホにインストールしておきたい。空港に着いたらどこまで飛んできているか"フライトレーダー"で探してみよう。


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スペマのスケジュールを通知してもらう
FlightAware のフライトアラートが便利。登録すると5件まで無料でアラートが設定できる。
目当ての航空機の機体番号や空港を設定しておくと飛行予定がインプットされるとメールが送信されてくる。たまにしか飛来しない国際線の特別塗装機には便利な機能だ。


風はアプリに聞け
飛行機で重要なのが風向き。風向きによって離着陸する滑走路が違ってくる。
空港の風を簡単に調べるにはchinokenさん(@chinoken)のアプリ“空見さん”でどっちに風が吹いているか確認しよう。
キミが特別塗装機をうまく撮れますように!