日米親善春祭り2013 戦闘機がサプライズでフライト
厚木基地で開催された「日米親善春祭り2013」
カラフルな戦闘機やヘリコプターの地上展示、アメリカンフードのブース、飛行隊グッツの販売など充実のイベント。アメリカンな雰囲気を子どもも大人も楽しめるフェスティバル。
厚木基地のゲート入場までが長かった
10:00am
厚木基地正門着。先頭は5:00amから並んでいる模様。
11:00am
列の最後尾はココだ。並んでいる間も続々と列は増えていく。
10:50am
ゲートオープンの情報あり。10:40amに開いて徐々に列が進んでいく。進んでる間も続々続々と最後尾を目指す人とすれ違う。すでにみんな顔が疲れてる。
12:10pm
身分証提示でゲート通過。持っていった身分証は『免許証+本籍記載住民票』
パスポート、住基カードはスムーズに通過していったが免許証+本籍記載住民票は本籍の記載をまじまじと確認されてました。
確認すると書いてあっても「保険証じゃはいれないの?」とかゴネてるおばちゃんも居た。もちろん入場できない。
厚木基地 ゲートの先はアメリカン
ゲートの先には"AMERICA'S 911 READY AIR WNG"(アメリカの緊急即応空母航空団)の看板。
看板には所属する部隊マークが描かれている。第5空母航空団は米国の国外に展開する唯一の空母航空団でジョージ・ワシントンが母艦。
MH-60Rの地上展示
HSM-51 ウォーローズが運用しているMH-60Rというヘリコプター。なんでもこなす統合多用途艦載ヘリコプターの前では女性パイロットが撮影モデルで大人気!
早い時間なので並ばないでコックピットにも乗れました。全面的にデジタルなグラスコックピットで最新の装い。
飛行隊のグッズ販売
エプロンにはたくさんの米海軍、海上自衛隊の航空機、ヘリコプターが展示されてた。展示を見る前にまずは買い物。
コレクションしてるのが『チャレンジコイン』 部隊のスコードロンマークや記念デザインがカッコよくて集めている。今日は、CAG機の前に飛行隊ショップが出店。
人集りをかき分けて「ワンコイン、ハウマッチ?」をして、たくさんコインを買っちゃった。
VAW-115 リバティーベル(LIBERT BELLS)
早期警戒機のE-2C ホークアイを配備している部隊。
8枚プロペラと背中には円盤を乗せてる異形はひと際目立ってました。
VRC-30 プロバイダーズ(PROVIDERS)
C-2A グレイハウンドで洋上の空母と地上基地を結ぶ空輸部隊だ。
早い時間のせいか誰も機内を見学してなかったんで「入っていいのか?」と身振りで聞くとカモンカモンと呼びこまれる。
機内は今にも頭上から落ちてきそうな荷物、窓はなくシルバーの断熱材(|?)で囲まれ屈強なアメリカネイビーにはちょっと小さい座席サイズとチープ加減。
しばらくすると機内見学は大行列で並びまくりの大人気!早く見ておいてよかった。
F/A-18 スーパーホーネットの地上展示
CAG機、勢揃い!
第5空母航空団のCAG(Commander Air Group)機が一同に並ぶ。
CAG機とは航空団司令(ボス)が搭乗する機体でカラーリングが派手なのだ。見比べてみるのも面白い。
VFA-102 ダイアモンドバックスの地上展示
機体番号は100番台。スコードロンマークは真っ赤なガラガラヘビ。
ダイアモンドバックスの機体は複座型(F/A-18F)だ。
VFA-27 ロイヤルメイスの地上展示
機体番号は200番台、強そうなマーク「王の戦棍」は最近、新しくなったばかり。
驚いたことに戦闘機に触れるくらいそばまで近寄れる。つーか、触り放題。
真下に潜り込んで車輪のとこの写真も撮れちゃう。超サービスいい。
VFA-115 イーグルスの地上展示
機体番号は300番台。
EFRってのは Eagles Forever Rule(イーグルスは永遠に君臨する)という飛行隊のモットー。
パイロットもF/A-18Eの上に仁王立ち。カッコいー
VFA-195 ダムバスターズの地上展示
機体番号は400番台。チームがミッションで難攻不落のダムを攻略したことがダムバスターズの名前の由来。鷲の下に書いてあるChippy Ho!は飛行隊のモットー。
VAQ-14 シャドーホークス(Shadowhawks)
機体番号は500番台。EA-18Gグラウラーを運用する電子戦術部隊。“Ready on Arrival”がモットー。
スーパーホーネットと似てるけど EA-18Gグラウラーの特徴は主翼下の電子戦ウェポン。
VAW-115 リバティベルの地上展示
機体番号は600番台。E-2C早期警戒機を運用している部隊。
サプライズ・フライト
午後はサプライズ・フライト。
地上展示を見てると滑走路がなにやら騒がしい。たくさんの航空機が離陸準備をしてる。
プログラムには書いていなかったサプライズ・フライトのよう。何が飛ぶんだ!?
レア機体のホーカーハンターのテイクオフ、E-2Cホークアイ、F/A-18スーパーホーネット、EA-18Gが展示飛行。間近で飛ぶ戦闘機の迫力を堪能できました。
ホーカーハンターF.58
まずはガラガラヘビみたいな柄の見慣れない機体が滑走路に入っていく。
ホーカーハンターは仮想敵機として使われているジェット戦闘機。初めて見た。
E-2Cホークアイのフライト
円盤を乗せた独特のシルエットがコミカルなイメージ。ところが飛行展示は驚愕のフライト。
軽快な機動で機動展示をみせてくれた。
F/A-18スーパーホーネットのフライト
各部隊が1機つづ飛ぶめずらしいフライト。
ロイヤルメイスとダムバスターズが仲良くテイクオフしたと思えば
イーグルスのスーパーホーネットとシャドーホークスのグラウラーがブレイク。
部隊が違っていても息のあったフライトを魅せてくれた。
海上自衛隊の地上展示
海上自衛隊の航空機も地上展示してます。
救難飛行艇 US-2の地上展示
やたらデカいこの機体はUS-2。一度見たかった飛行艇。
US-2は、海上自衛隊救難飛行隊の救難飛行艇で3mの波高でもざぶんざぶん着水して救助できる。しかも巨体に見合わず約300mで着水、離水できるスゴイ飛行艇
YS-11の地上展示
退役が進んでいる航空自衛隊 YS-11 もゲストで展示されてた。
P-3Cオライオンの地上展示
サブマリンがびびる対潜哨戒機。
海上自衛隊の地上展示ではおなじみの機体。ところが今日はいつもとちょっと違う!?
三角コーンの位置が抜群に手前!
なんと機体の下に潜り込んでソノブイ投射孔に手を入れてみたりアンテナに触れたりとアメリカナイズなご自由にどうぞの展示。
めったに見れない主翼の下とか胴体下を存分に見れてラッキーだった。
P-1 哨戒機の地上展示
海上自衛隊の目玉展示。旅客機みたいなフォルムだが純国産の次期哨戒機。
展示されていたのは量産第1号の機体で厚木基地に配備されたばかり。
4機のジェットエンジンを備えて航続距離、巡航速度が向上した新参者。領土問題で領海侵犯などに活躍が期待される。厚木基地でたびたび問題になる騒音も低減する。
アメリカン・フード
アメリカンな食べ物も堪能してきました。
デカい肉とぱさぱさのパン。飲み物は原色のゲータレードとバドワイザーを頂いた。雰囲気と合わせて楽しめた。
Anthony's Pizza は食べ損ねて残念。
ゲートガードの戦闘機
日本では厚木基地でしか見れない往年の名機「F-14トムキャット」
トップガンでマーベリックが載っていた機体。
厚木基地日米親善春祭2013 まとめ
厚木基地日米親善春祭りは1日中、楽しめました。
飛行機好きじゃなくても一度は来てみることをおすすめします。USネイビーはみんな親切だし普段、味わえない雰囲気を存分に楽しめる。
アメリカの国防費の大幅削減によって航空祭などが中止になっている中で日米親善春祭りを開催してくれたことに感謝です。