ヴァージンアトランティック航空、日本から飛び立つ最後の日
今日のVS901便でヴァージンアトランティックが日本から撤退する。
virgin atlanticは、誰もが見たことのあるvirginロゴとヴァージン・レッドのユニフォームがおしゃれなエアラインで26年間に渡って日本とイギリスを繋いでくれた。
そんなvirgin atlamticの成田国際空港とロンドン・ヒースロー空港の路線が今日で幕を閉じた。

朝の成田空港
最後にヴァージンアトランティックを撮影に成田空港へいってきた。
成田空港でvirgin atlanticを見れる最後の記録なので写真は多め。
到着予定時刻は、定刻より30分以上も早い7:50am。いそげー!危うく見逃すとことだった。
成田空港第1ターミナルの展望デッキに着いたときに目ぼしい穴はマニアで満席。マジかよー。出遅れたぜ。
7:50am ロンドン発成田行きのVS900便がRWY34Lに着陸。
成田っぽくタンクの前で1枚記念撮影。
さらに成田空港っぽさ満点の「NARITA」の前でも記念撮影。
朝早いと他の航空機が少なくてクリアに撮れるから嬉しいぞ。
飛んできたのはエアバス A340-300(G-VSUN)。
ヴァージンアトランティックの機体でおなじみのノーズアート「スカーレット・レディ」
両手にユニオンジャックを掲げてる今日のイギリス淑女はRainbow Ladyちゃん。
ウイングレッドにユニオンジャック柄があるのもヴァージン・アトランティック航空の機体ならでは。機体ロゴは旧書体のタイプだった。
真っ赤な尾翼のVirginも今日で見納め。もっと撮っておけばよかったなー。
動きがなくなったのでカウンターを撮影に行ってくる。
案内板の12:25に最後のLONDON行VS901便の掲示がされてる。
あれ?誰もいないぞ?
oh..。9:25amからなのね。
今のうちにカウンターを撮っておこう。
無機質なカウンターにユニオンジャックが彩りを添えてるね。
「世界を挑発する」レッドとヴァイオレットを基調とした色使いは他のエアラインと比べて抜群におしゃれ。カウンターに掲げられてるユニオンジャックもいいね。
看板からvirgin atlanticが消えるのは本当に残念だ。
カウンターオープン
ヴァージンレッドのユニフォームのPassenger Service Agentのみなさんがいつも通り仕事をこなす。早い時間なのでCheck-inのお客さんもまだ少ない。
その合間に、VS901便のボードを持っているパッセッンジャーサービスエージェントさんを記念に撮らせてもらった。「SNSに載せてもいい?」と聞いてみると快くOK。遠慮なくのせちゃいます。彼女たちは最後まで案内に撮影モデルに笑顔で対応。大忙しだった。
余裕がある(!?)うちにエージェントさんがユニオンジャックを持って記念撮影。
こっちこっち!エージェントがだんだん集まってきて、、。セイ!チーーーズ!
みんなスマイルで記念撮影。
なんとなくだけど、この明るい雰囲気がvirgin atlanticらしさなのだと思った。
TOKYO-LONDONの文字が小さく入ってる記念撮影ボードも設置されてた。
このあとからCheck-INをしたひと、virgin atlanticの関係者が次々にパネルの前で撮影会。大人気のスポットに。
他のエアラインと比べてディスプレイが抜群におしゃれ。
締め切り間近になるとCheck-inのひとが増えてきた。
エージェント達はステッカーを配りつつあわてるとこなくいつも通りの仕事っぷり。
今日のパッセンジャーは、ヴァージンアトランティックの関係者が多いのかな?
ラストフライトのキャビンクルーがやってくるとギャラリーが一気に盛り上がる。
さっそくみんなで記念撮影。花を抱えているクルーが人気があると思ったら日本人客室乗務員一期生のドナンさんという方。左の男性もあちこちで撮影をお願いされている人気者だった。
みんなに挨拶したあとに拍手で見送られながらラストクルーはゲートに向かっていった。
後ほど、コクピットからユニオンジャックを振って挨拶するのも彼女だ。
そろそろCheck-inも締め切り。

なんとJALのクルーがいる!? まさかのご挨拶?いや、、なんか業務連絡で来たようだ。VSとJLの珍しい2ショットだった。
最後まで正確にプロの仕事をこなしてる真っ赤な淑女たち。
片付けも始まっていて最後はちょっとあっけないくらいの幕引きの気もしたけど、それがプロフェショナルの仕事。
展望デッキから盛大にお見送り
展望デッキに戻るとRainbow Ladyが最後の荷物を積み込み中。
展望デッキは見送りのギャラリーで埋め尽くされてる。
こころなしか、おしゃれなひとたちが多い気がする。やっぱりvirgin atlanticの関係者が見にきてるっぽい。
地上ではスタッフが記念撮影。
パッセッンジャーサービスエージェントも見送りに集まってきた。
今、気がついたんだけど、ユニフォームをはじめ、リップ、ネイル、パンプスが全部真っ赤だったんだー。スカーフはヴァイオレット。普通、真っ赤だとセンスを疑う感じになるけど、ヴァージンアトランティックのエージェントはとてもカッコイイ着こなし!
同じ欧州便であるエールフランスが挨拶をするかのように後ろを通っていく。
コクピットの窓が開くと Rainbow Lady がユニオンジャックを振って最後のご挨拶。
キャプテンとCAが粋なことしてくれてギャラリーは喝采。
Youtube で動画も見ると臨場感があるよ。
virgin atlatic 最後の挨拶はコクピットからユニオンジャック。2015/2/1
いよいよタキシーアウト。
トーイングカーのクラクションの音で Rainbow Lady がゆっくりとバックしていく。
無数のカメラに向けてキャプテンが手を振ってみんなに応えてる。
パッセッンジャーサービスエージェントもグランドクルーもギャラリーも手を振って見送る。
実にシャッターチャンスだ。
virgin atlatic VS901便。最後のタキシーアウト、みんなでバイバイ。2015/2/1
A340の大きな機体が滑走路に向かっていく。
ユニオンジャックのウイングレッドとヴァージンレッドの4発エンジンともこれでお別れ。
みんなで手を振って送り出す。
おっとととと。ステッカーを落として風で飛びまくってるぞー。JALさんも手伝って回収。
virgin atlanticのスタッフが展望デッキに向かって一礼。
ギャラリーからは拍手と賛辞の声。みんながとても好きなエアラインなんだろうな。
思い思いに記念撮影大会がはじまった。みんなとても仲よし。
まだ飛んでないのにヒコーキポーズでパシャ。お茶目でとても明るいスタッフたち。
管制官から離陸許可がでた。VIRGIN901 cleared for takeoff。
Rainbow Lady が滑走路をぐんぐん加速してテイクオフ。
ヴァージンアトランティックが日本の地を離れた。VIRGIN901 contact departure
最後にパイロットが日本語で “マタ、オアイシマショウ!” と管制官にご挨拶。また来てね!
たくさんのギャラリーが Rainbow Lady が飛んでいった先をずっと見てた。
virgin atlatic VS901便。
盛大に見送られながら成田空港から最後のテイクオフ。
ヴァージンアトランティックのおしゃれなエージェントとカッコイイ飛行機がまた日本に来てくれる日を楽しみにしてる。
VSエージェントさんの記念撮影
最後にPassenger Service Agentさんがカウンター前に集合。
みんなで「VS」を作って記念撮影。virginのVサインもステキ!
VSというのはヴァージンアトランティック航空のことをいう2レターの航空会社コード。
人文字を思いつくなんてとてもおしゃれなセンスだね。
(写真提供:エージェントnatkkさん)
ユニオンジャックの前でヴァージンレッドのユニフォームがカッコイイ。
みんな同じポージングで息がバッチリあってる。いいチームだね。
(写真提供:エージェントnatsumiさん)
virgin atlantic好きなあなたにいろんな豆情報
- カラーリング
この配色を使えばvirgin atlanticっぽくなる。
ヴァージンレッド #ED1A3B
ヴァージンヴァイオレット #351B6F - フォント
t がちょっと違うけど似てるのがGotham Light Regular。
文字間隔を狭めるとそのままな感じに。
- スカーレットレディの壁紙(!?)
おなじみのスカーレットレディ。
You tubeに素敵な動画があった。
「25年の幕を閉じる。さよなら VIRGIN 901 LAST DAY CINEMA SKY GATE TV」