吉野家の非常用保存食「缶飯」
牛丼の吉野家が販売している非常用保存食「缶飯」
ストックしていた吉野家の缶飯(非常食) の保存期間が過ぎたので実食してみました。
高機能玄米「金のいぶき」を使用していて常温で食べれる吉野家の缶飯はうまいのか?
非常食としてのスペック、災害時の想定、肝心の味のレビューをご報告します。
缶ごと湯煎するとより美味しくなるようですが災害時を想定してそのまま常温で食べてみました。
牛丼
吉野家といえば牛丼。
缶詰の材料は冷凍牛丼の具を使用している吉野家の非常用保存食「缶飯」のフラッグシップです。
蓋を開けたビジュアルはうまそう!
お味
吉野家のお店の味をそのまま表現とありますが、食べてみるとなぜかちょっと違う感。
汁だくの牛丼スタイルですが常温だと固まっています。
内容量・成分
内容量 | 160g |
---|---|
たんぱく質 | 7.7g |
脂質 | 15.5g |
炭水化物 | 29.6g |
食塩相当量 | 1.3g |
カロリー | 289kcal |
焼鳥丼
タレがしみ込んだ玄米「金のいぶき」にコロっとした鶏肉が乗っかっていて見た目は焼鳥丼。
缶詰特有のタレや脂が固まっている様子はありません。
お味
鶏肉は(いい意味で)パサっとしていてタレがよくしみ込んでいます。
玄米「金のいぶき」は味もしっかりと付いていて玄米だけでも旨い。プチッっとした食感がアクセントにもなっています。
見た目よりも濃い味じゃなく程よい塩味。喉が渇くほどではないので水が貴重になる災害時にもよさそう。
内容量・成分
内容量 | 160g |
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たんぱく質 | 10.2g |
脂質 | 8.2g |
炭水化物 | 39.5g |
食塩相当量 | 1.5g |
カロリー | 272kcal |
焼塩さば丼
思った以上の焼塩さば感。
しっかりと焼き目のある塩さばの身が香ばしい。
お味
皮にパリッと感はないけど焼き目が香ばしい塩サバ。
しっかりした身が乗っていて食べ応えがあります。
玄米にも味が付いていて全体的に美味しかった。焼魚の保存食もいいかも!
内容量・成分
内容量 | 160g |
---|---|
たんぱく質 | 9.0g |
脂質 | 9.1g |
炭水化物 | 25.9g |
食塩相当量 | 1.5g |
カロリー | 222kcal |
吉野家「缶飯」のまとめ
吉野家「缶飯」の特徴
保存食はどことなく同じ味、同じ食感がするけど、吉野家「缶飯」 は玄米「金のいぶき」を使っていることでプチプチっとした食感が新鮮。
毎日、食べ続けるには飽きちゃうけど保存非常食のレパートリーのひとつとしてよさそうです。
吉野家「缶飯」 は開けてそのまま食べれる手軽さもいい。
食べるには箸やスプーンなどが必要になるので災害時を想定してカトラリーもセットで保存しておきましょう。
気に入った缶飯は?
特に気に入ったのは焼塩さば丼!
非常食だと肉系を選びがちな中で、ラインナップに備えておくと食・味に変化がいい感じ。
缶飯の量は少なめ
缶飯はどれも1缶160gでコンビニのおにぎり1個ほど。
量が少ないけど玄米を利用しているため栄養価が高い。(白米比 ビタミンE26倍、食物繊維7.8倍)
缶の素材もよく重ねて保存できる
食べ終わると缶と蓋がゴミとになるわけだけど、空き缶は重ならないのでゴミの量はふえます。
ラインナップは?
牛丼・豚丼・豚生姜焼丼・牛焼肉丼・焼鳥丼・焼塩さば丼の6種類。
牛肉・豚肉はお店と同じ材料ですが、非常用保存食のこともあって味は別物。
常温で食べれる?
食べれます。
脂・汁気の多い缶飯は、ゼラチンっぽくなっているのでできるなら温めたいところ。
焼鳥丼・焼塩さば丼は常温でもおいしかったです。
値段は高め
缶飯の価格はちょっと割高感があるので、まとめ買いでなく保存食のラインナップのひとつとして持っておくと良さそうです。
購入は公式サイトよりも、楽天市場などで比較するとよいです。