新日本海フェリー「らべんだあ」就航前の一般公開
新潟~小樽間に就航する新日本海フェリーの新造船「らべんだあ」
3月10日の就航を前に横浜大さん橋で一般公開が行われました。
新日本フェリーでは船名に花の名前をつけるのがお約束です。
横浜大さん橋に停泊している「らべんだあ」号
開始時間より早く来すぎちゃったので開始まで外から「らべんだあ」号を眺めてみた。
「らべんだあ」は高効率推進システムを搭載した省エネ船で国内フェリー初の垂直船首。
横から見るとまるで崖のような垂直っぷり。
テラスのあるゴージャスな部屋も。
大さん橋から見える船舶
大さん橋から横浜海上防災基地がよく見えます。
海上保安庁の巡視船、PLH32しきしま型巡視船「あきつしま」。ヘリコプターを2機搭載できる巡視船である。
大陸棚を調査している測量船HL01「昭洋」はかなりボロボロ。
起重機船が引っ張られて出航。周囲にはいろいろなタイプの船舶があって面白い。
新日本海フェリーの客船「らべんだあ」を見学
見学が始まっても待機列は長蛇の列。
当選者といっても全員当たってんじゃね?くらいの人が集まってる。
しばらく並んで客船内に入ると吹き抜けがどーん。
フェリー仲間たちから就航を祝う花。客船名のラベンダーはあるかな?
ツーリストS
窓なしのビジネスホテルといった感じのシングルルーム。
ツーリストA(8,630円〜13,360円 税込)
お手軽にご利用できる、指定制寝台席。上段と下段の下段の入口が別なのでプライベートな空間も確保。おひとり様でもグループ旅行にも最適!
ツーリストAは、船のカプセルホテル風な部屋でもっとも多いプラン。
天井も高く、広い造りで思っていたより快適に過ごせそう。
ピクトグラム
船内を案内するピクトグラム。
多言語の文字がなくても絵でわかる日本発祥のピクトグラム
温泉マークはちょっと話題になったグローバルタイプ。やっぱり分かりにくいかも!?
ステートルームA(14,960円〜23,540円)
トイレ・シャワーブース・冷蔵庫を完備した個室。ご夫婦など二人様で船旅を楽しみたい方におすすめです。
このクラスになると設備が充実しています。手すりなどが備わっている船らしい洗面台。
ホットにティーパックのサービス。
テレビもあってここだけみるとまるでビジネスホテル。
部屋には窓もあって海原を見渡ることもできる。
フォワードサロン凪(なぎ)
フェリーの船首を望める、大変眺めの良い場所です。航海中は大海原を進んでいく壮大な光景をお楽しみいただけます。
船首が望める抜群の眺望を楽しめるサロン。
ソファーがでくつろぎながらのんびりできます。
デラックスルームA(21,390円〜29,830円)
バス・トイレ・冷蔵庫を完備した専用テラス付きオーシャンビューの個室。和室の落ち着いた雰囲気でゆったりと船旅を楽しみたい方におすすめです。
内とは思えない本格的な和室。最新鋭の船に畳のお部屋。茶器セットもあります。
ステートルームA(14,960円〜23,540円)
トイレ・シャワーブース・冷蔵庫を完備した個室・お子様連れのご家族やグループで1室使用を希望される方におすすめです。
スイートルーム(37,030円〜40,110円)
オーシャンビューの浴室・トイレ・冷蔵庫を完備した最上級の客室。広々とした客室・専用テラスでゆったりとした優雅なひとときをお過ごしください。特典とし豪華なグリルでのお食事をご用意。
さすがスイート! 定員2名でこの広さ。専用テラスでゆったり優雅なひとときをお過ごしできそうだ。価格も割とリーズナブル!?な気もしてきます。
「らべんだあ」の操舵室
操舵室も公開の大サービス。
デジタル化された装置でアナログメータもディスプレイに表示されています。
青を基調としたブジッジ。心理的に落ち着く色だけどちょっと青すぎる。
大桟橋らしくブリッジの窓からキングの塔とクイーンの塔が見える。
屋外
外も広々していて気持ちのいい海原が見えそう。
ヘリポートも完備。
大浴場
お風呂のない部屋は、大浴場と露天風呂でさっぱり。
海を見ながら入浴できる贅沢な空間。
船内の施設
ショップもあって就航先の北海道と新潟の品を多く取り揃えていました。
本格的なカフェもあります。
リキュールも揃っていて美味しいカクテルも飲めそう。
レストランでは北海道の食材を使った豊富なメニューが期待できそう!?
ゆったりとしたスペースで食事をいただけそうです。
館内ではペッパーくんも当たり前体操でお迎え。
船から大さん橋を眺めることができためったにない機会。出港気分を味わえました。
救命うきわ
ジンギスカン・スペースもありました。
グリルは予約制で北海道、日本海の厳選した素材を使ったクルーズランチ・ディナーを味わえる。
ドレスコードがありそうな雰囲気で美味しい食事がいただけそう。
らべんだあ号のレクリエーション
海をイメージしたキッズスペース。子供がさっそく楽しそうに遊んでた。
夜になって海原が見えなくなったらカラオケルームで熱唱。
定番の遊戯スペース。
各施設の前には今風のピクトグラムがデザインされていました。
スポーツルームのピクトグラム。
遊戯スペースのピクトグラム。なんとなくイメージできる。
ステートルームA ウイズペットルーム(14,960円〜23,540円)
ペットと一緒に泊まれるトイレ・シャワーブース・冷蔵庫を完備した個室。ペットとの船旅を是非お楽しみください。
他の客室とはちょっと離れたところにペットと一緒に泊まれる部屋もありました。部屋の近くにはドッグフィールドもあってペットとの船旅もOK。
以上で船内見学は終了。すべてのタイプの部屋を見比べられました。
駐車スペース
駐車スペースを通って下船となります。
本日は駐車スペースが物産展示場!北海道や新潟のグルメ、名産品をアピールした楽しいスペースになっていました。
北海道のジャガイモを購入。うまそー。
トラック150台、乗用車22台を停めることができる駐車スペース。
レッドカーペットで下船。
まとめ
ピカピカの船内ですべての部屋を見せてくれた貴重な見学会。船旅も楽しそうと思えるいろんな施設をみることがでました。
ただ、人多すぎて動けないほどぎゅうぎゅうの船内でゆっくりと見学ができなかったのが残念。
それでも就航前の船内を公開してくれた新日本海フェリーには感謝です。