アメリカ海軍の空母「ロナルド・レーガン (CVN-76)」一般公開
滅多に見れないアメリカ海軍の空母。せっかくのチャンスなので朝から並んで見に行ってきた。
ロナルド・レーガンは、東日本大震災でトモダチ作戦に出動してくれたミニッツ級の9番艦。愛称は「Gipper」。Gippというフットボール選手の役をレーガン大統領が演じていたことで名付けられたニックネームだ。
横須賀イベントはいつも大混雑。
開始時間は10時からだけど早めに並ばないと入場規制がかかって見れないことが多い。
今回の一般公開では夜中24時にすでに並んでいる人がいたという、、
10時のゲートオープンからゆるゆる進んでセキュリティーチェックを通過したのが11時。
この時点で最後尾はJR横須賀駅周辺まで延びていて早々に入場規制がかかったようだ。
セキュリティーチェックを過ぎると混雑が嘘のようにスカスカ。
アメリカンな雰囲気を進んでいくと空母「ロナルドレーガン」いたーー。
ちゃんとRONALD REAGANって名前も書いてある。
ネズミ返しもCVN-76でおしゃれな感じ。
そばに近づくとめっちゃデカイ鉄の塊。
何コレ、なんで浮いてるの!?
海上自衛隊の護衛艦に乗艦したときにいつも撮ってるのが浮き輪。
ロナルドレーガンにもあってコレクションが増えたぞ。
エレベータで飛行甲板にあがる。
バンバン輸送できる大容量エレベータ。優しさなんて必要ない結構な急発進。
英語のナレーションがいちいちクールだぜ!
飛行甲板は想像以上にだだっ広くて船の上とは思えない。
端っこまでいけないのにこの広さ。さすがスーパーホーネットの滑走路だ。
ブリッジには76の文字。
満艦飾が風になびいてる。適当に並べてるんじゃなくて旗の順番には決まりがあるのだ。
アメリカ国旗や代表旗も掲揚。
飛行甲板にはデカイ作業車や戦闘機のモックアップ。すべてがデカイ。
航空機が引っ掛けるためのワイヤー装置かな。
使い込まれてる感がリアル。
NHKが取材してた。取材というよりオレンジ色の通訳兼コーディネータさんが話してNHKはカメラ回してただけ。このときの絵が夕方ニュースで流れていた。
ネイビーたちは写真撮影にもスマーイル!
甲板エレベータで格納庫に戻るぞ。
こんな感じで下るんだけどガクン!ズサーーっとゆるくない速度で下降するのでちょっとビビる。気分はまるでタワー・オブ・テラー
格納庫にはアーティスティックな壁画。
ちょっとした装備品の展示。
ゴロッと置いてあったけど本物っぽいw
戦闘機の増槽。
よくみるとロイヤル メイス(Royal Maces)のマークが見える。
ちなみにロナルドレーガンの艦載機は、厚木基地にいるスーパーホーネットとかだ。
船での出火は大事故につながるので消防隊の仕事は重要だ。いつもは熱い男たちも今日はクールに撮影モデル。
戦闘機を運ぶのが空母の仕事だけど丸腰じゃない。防御のための武装もバッチリ。
まずはファランクスCIWS。機関砲による弾幕で対艦ミサイルを叩き落とす近接防御火器システム。海自の護衛艦でもお馴染みだ。
RIM-7 シースパロー
空からの攻撃に備える艦対空ミサイル
RAM(Rolling Airframe Missile)
ファランクスに変わる近接防空ミサイル。右舷後方と左舷前方に配備されてるロケットランチャーみたいなのがRAMだ。
早くから並んだのに入場規制で見れなかった人がたくさんいるほど大混雑だったけど始まってみると意外と余裕のある感じ。さすが最大級の航空母艦だ。
ネイビーたちは快く迎えてくれて質問にも答えてくれた。英語でだけど、、。
滅多にない機会を作ってくれた米海軍に感謝。