キヤノンの5D Mark3の操作ボタンカスタマイズして使いやすく
キヤノンのデジタル一眼レフは各種ボタンに操作を割り当てることができる。自分の撮影スタイルに合ったカスタマイズをするとシャッターチャンスを逃さない。
1ボタン1機能とすることでシンプルで撮影しやすい5D3にしてみる。
カスタマイズ
- シャッターボタン半押し:測光開始
- AF-ONボタン:測光・AF開始
- AEロック:AEロック(ホールド)
- 絞り込みボタン:ワンショット←→サーボ切替
- メイン電子ダイヤル:初期設定
- サブ電子ダイヤル:初期設定
- マルチコントローラー:AFフレームダイレクト選択こんな感じ。
AF-ONボタンを親指AF仕様は必須。
親指AFってのはフォーカスとシャッターを別々のボタンにすること。
何が便利って親指AFにするとフォーカスは押しっぱなし、撮りたい時にシャッターを押せるようになる。
航空機撮影はサーボが基本。AF-ONを押しっぱなしでフォーカスを追従させて撮りたいタイミングでシャッターを押せるように操作ボタンを分けることができるとなとお便利!
判りにくい?
えーっと、運動会のシーンで説明するとだな。
遠くから走ってくるカワイイ子どもを見つけたらAF-ONを押しっぱなしにしておく。近くまで走ってきてもピントが合ったまま。(サーボにしといて) 途中にシャッターチャンスがあったらシャッターを押す。AF-ONを押しっぱなしでいいのでピント合わせを意識しなくてもよくなってここぞのシャッターチャンスを逃さない。ゴールの瞬間にシャッターを押そうとするとタイミングが合わなくてピンぼけたり、ゴールを通り過ぎちゃったりする失敗を防げるはずだ。
もちろん親指AFは静物でも有効。AF-ONでピントを合わせて指を離して、あとはバシャバシャとシャッターを切るだけだからな。
AEロックも同じような理由でAEロック(ホールド)。
ホールドにしないと4秒くらいで解除されちゃう。
絞り込みボタンはワンショット←→AIサーボ切替
航空機撮影ではサーボとワンショットをよく切り替える。
停まっている時はワンショット、空を飛んでいる時はサーボと切り替えに忙しい。そんなときは薬指で絞り込みボタンを押さえながらAF-ONボタンを押せば素早く切り替わる操作性ですばらしい!
メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤルは初期設定のまま。
ここを変えたら夜景でマニュアル撮影したときにダイヤルをグリグリ回しても露出、絞りが動かなくてアレ?なことになってしまった。だからそのまんま。
マルチコントローラーは、AFフレームダイレクト選択
AFエリアをささっと選択するにはマルチコントローラーが一番楽だ。