ハワイアン航空のロゴ ハイビスカスを髪に飾った横顔の美人モデル

ハワイアン航空のロゴ ハイビスカスを髪に飾った横顔の美人モデル
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ハワイアン航空のシンボル「プアラニ(Pualani)」さん

ハワイアン航空(Hawaiian Airlines)で印象的なハイビスカスを髪に飾った横顔の女性。
この女性の名前はプアラニ(Pualani)さんと言って “空の花” を意味します。

ハワイアン航空の航空機の尾翼に描かれている大きなハイビスカスを髪に飾ったプアラニさんの視線の先にはお客様と乗務員がいます。

プアラニが温かい微笑みと誇らしげな眼差しで空の旅を見守っているのです。

“空の花” プアラニ(Pualani)ロゴデザインの変移

「空の花」を意味するプアラニさんがロゴデザインで登場したのは 1973年。

その後、時代と共にデザインがリニューアルされても大きなハイビスカスと横顔のプアラニさんのデザインは温かさと気配り、惜しみない優しさのハワイアンホスピタリティを表す象徴になっています。

ハワイアン航空のロゴデザインの変移

2001年と2017年のプアラニさんはよく見ると眉と顎のライン、髪型が違っています。

髪飾りのハイビスカスもハワイ島の色である赤になりました。長年、親しまれてきた背景のコキアもハワイの日の出にリニューアルされました。

ハワイアン航空のモデルの女性は?

ハワイアン航空のロゴのモデルは実在の人物でレイナアラ・アン・テルヤ(Leina'ala Ann Teruya)さん(Wiki)。1964年にミス・マウイからミス・ハワイに選ばれた女性です。

1973 年からハワイアン航空の尾翼に描かれるようになったプアラニさんとモデルとなったレイナアラ・アン・テルヤさんの貴重な2ショット。ミスハワイのレイナアラ・アン・テルヤさん

 

ハワイアン航空の機内誌「Hana Hou!」の表紙(OCTOBER/NOVEMBER 2004)を飾ったレイナアラ・アン・テルヤさん。尾翼のプアラニとそっくりです。

現在もオアフ島に在住でノースショアのハレイワ・タウンで人気のレモネード・スタンドで美味しいレモネードを提供しているようです。

レイナアラさんは、2023年9月にマウイ島で亡くなりました。(Island News

ハワイアン航空の機内誌 Hana Hou!の表紙を飾ったレイナアラ・アン・テルヤさん

 

ハワイアン航空の機体デザイン

新しい機体のデザインはプアラニ(Pualani)が尾翼のより目立つ位置に配置されました。

さらに神が宿る神聖な葉マイレで作られたレイ(マイレ・レイ)が機体を包み込むように描かれています。

ハワイの伝統文化でより深くパッセンジャーをお出迎えしてくれます。ハワイアン航空の機体

リニューアル前の機体デザイン。
こちらの塗装から順次変わっていくそうです。

航空機にはハワイ語の名前

ハワイアン航空のフリートには、固有の特別な名前が付けられています。

A330はポリネシアの航海者が天体航法に使用する星や星座の名前がつけられています。

西洋の探検家が出航するずっと前に、ポリネシアの船員は、計器や海図の恩恵を受けずに何千マイルもの外洋を横断していました。

これらの旅人は長い航海の案内標識として天体の中の星を地図として太平洋を航海していたことからハワイアン航空の長距離ワイドボディ1番目のエアバスA330(N380HA)をマカリイ(Makali’i)と名付けられました。

マカリイは、1929年11月11日にハワイ人が最初に空を飛んだ時期に著名な星座であったことで選ばれました。

2番目のエアバス(N381HA)は、ホクレア(Hōkūle‘a)の名前になりました。

アークトゥルス(牛飼い座)としても知られるこの星は北半球で最も明るくマルケサスとタヒチからハワイまで北に長い航海をした船員の案内標識でした。

ハワイアン航空 A330の機体の名前

ポリネシアの航海者が天体航法に使用する星や星座の名前が名付けられています。

機体番号をクリックするとどこを冒険しているの Flightradar にリンクします。

機体番号 ハワイ語の名前 英語の名前
N360HA Tutukamolehonua Gacrux
N370HA Kuamo‘o Milky Way
N373HA Kūkalaniʻehu Aries
N374HA Melemele Corvus
N375HA Humu Aquila
N378HA Kaukamalama Star that rises with Kawelolani
N379HA Pau-ahi Delphinus
N380HA Makali’i Pleiades
N381HA Hōkūle‘a Arcturus
N382HA Iwakelii Cassiopeia
N383HA Hanaiakamalama Southern Cross
N384HA Hokupaa Polaris
N385HA Manaiakalani Scorpio
N386HA Heiheionakeiki Belt and Sword of Orion
N388HA Nahiku Big Dipper
N389HA Kealiiokonaikalewa Canopus
N390HA Namahoe Gemini
N391HA Hokulei Capella
N392HA Hikianalia Spica
N393HA Lehuakona Antares
N395HA ‘A’a Sirius
N396HA Keoe Vega
N399HA Kumau Polaris
N361HA Hōkū Mau In honor of Micronesia navigator Mau Piailug

そのほかの航空機にもハワイに因んだ名前がつけられています。

B717は地元の鳥、A321neosは在来の植物や森林、ATR-42はラナイ、モロカイ、オアフ(リーワード)で見つかった風にちなんで名付けられています。

以前はハワイアン航空のホームページで「Aircraft Names」としてPDFが公開されていました。公式ページからは現在は削除されていますがネットで探すとでてきます。