全国放射性廃棄物マップ。あなたが住んでる街にもきっと保管されてる!?

ライフハック

日本の至るところに放射性廃棄物が保管されている

文部科学省の『平成23年度下期放射線管理等報告について』の別表2-3 平成23年度放射性廃棄物管理状況 (核燃料使用施設:政令第41条非該当事業所)に記載されていた情報によると日本のあちこちに放射性廃棄物が保管されていました。

放射性廃棄物について知っておく

放射性廃棄物というのは大きく分けて高レベル放射性廃棄物と低レベル放射性廃棄物の2つがあります。

高レベル放射性廃棄物とは?

原発で使った「使用済み燃料」のことで文字通り放射性レベルが高く非常に危険。原子力機関などで管理されてるから普通に過ごしてれば近寄ることはまずありません。

低レベル放射性廃棄物とは?

原発の炉心付近の資材、病院や研究所の放射線管理区域などからでた放射能廃棄物。
病院や企業から廃棄された放射線廃棄物は身近にあるということになります。低レベルといっても人体に影響のある廃棄物であることから管理されています。

全国放射性廃棄物マップ

この放射性廃棄物を貯蔵保管している場所をマッピングしてみました。
放射性廃棄物管理状況に書いてある事業者の住所をマッピングしただけなので放射性廃棄物の貯蔵位置の目安です。
保管本数が多そうなとこや各県1施設をピックアップして載せただけでもかなりの箇所が存在します。

電力会社の原子力発電所とか日本原燃、核処理施設から廃棄されるのが高レベル放射性廃棄物。その他の一般企業などは低レベル放射性廃棄物を保管していると思われます。

保管されている低レベル放射性廃棄物の数はざっとドラム缶で77000本くらい。本数も驚いたけどその保管場所にもっと驚いた!

さいたま副都心駅とさいたまスーパーアリーナの近くにごっそり保管されていた!

異常なほど保管しているのが三菱マテリアル。
三菱マテリアルの地下保管庫に全国の50%を超える放射性廃棄物が保管されてた。もちろん保管庫は地震や火災に万全の対策をしてあるが地下17mと意外と浅いところに保管してるようです。

(イメージ)

多くの人が行き交うさいたま副都心の中心にスゴい量の放射性廃棄物があるとは思いもよらなかった。災害のときにはさいたま副都心周辺に注意してほしい。

それにしても三菱マテリアルは原子力の研究開発で発生した廃棄物と言ってるけど一体なにしたらこんなに大量の放射性廃棄物を作り出すんだろう。

保管されてる放射性廃棄物はどうなるの?

全国いたるところに保管されてる放射性廃棄物。
これら放射性廃棄物がなぜ近所に置きっぱなしかというと最終処分を待ってる状態。

たまにテレビで耳にする最終処分場ってのができあがるのを待ってる。最終処分場が建設されないから放射性廃棄物を出した企業や研究所がそのまま保管しているケースが多いのです。

活断層の上にある原発や放射性瓦礫の受け入れなどは話題になってるけど身近にひっそりと保管されている放射性廃棄物は知らない間にどんどん増えているのが事実。

災害時には大丈夫なんだろうか?
大地震が来たら一斉にドラム缶が倒れてゴロゴロ転がっちゃいそうなんだが…。

全国の低レベル放射性廃棄物保管マップ

こうやってマップにすると騒然しい。
企業は隠してるわけじゃないけどいつもの通り道に放射性廃棄物が山ほど保管されてる事実を知らないひとは多そう。

原発再稼働で放射性廃棄物が増えるから反対!という声をよく聞くけど企業もひっそりと身近なとこで放射性廃棄物を増やしている事実もあることを知っておいてほしい。

 

近年の状況

平成 23 度のデータでマップしている理由は最近の報告書ではデータが少ないから。
原子力発電所や研究施設のデータは開示されているけど民間企業のデータが見つからない。

あれだけの量の低レベル放射性廃棄物を管理していた三菱マテリアルが1本も所持していなくなるとは到底思えないので民間企業は記載を除外されるようになったのかも。

グーグルで「放射性廃棄物管理状況」を検索すると色々とデータが見つかるので興味がある人は探してみて。